自己肯定感が高いほど、コーチングはうまくいくが…自己肯定感が低い人ほど、コーチングをした方がいい理由

投稿日:2020年1月30日

投稿日 2020.1.30

更新日 2020.1.30

コーチングと自己肯定感は、

ニワトリとタマゴのような関係。

  

ニワトリが先か?

タマゴが先か?

 

コーチングが先か?

自己肯定感が先か?

  

 

  

 《記事の内容》

 1.自己肯定感が高いほど、コーチングはうまくいくが…自己肯定感が低い人ほど、コーチングをした方がいい理由

  

  1-1 次の質問を考えている

  1-2 答えを探してあげる

  1‐3 自信が持てない

  1‐4 すごい質問をしようとする

 

 2.まとめ

 

 
  

こんにちは。

心理玩具クリエイターのひめさとこです。

コーチとして起業して、8年目になります。

  

誰でも、読むだけで簡単にコーチングができる

「すまいるすごろく」を開発しています。

  

  

1.自己肯定感が高いほど、コーチングはうまくいくが…自己肯定感が低い人ほど、コーチングをした方がいい理由

 

私もそうでしたが…

コーチング初心者にありがちなことが

いくつかあります。

 

 【コーチング初心者あるある】

 ① 相手が話している間、次の質問を考えている

 ② 相手に代わって、問題を解決してあげようとする

 ③ 自分にも、コーチングにも、自信が持てない

 ④ すごい質問ができるようになりたいと思う

  

これらが、すべて、自己肯定感と関係しています。

そのあたりをひとつずつ、解説していきます。

  

  

1-1 相手が話している間、次の質問を考えている

  

私もそうでしたが…

コーチングを学んだことのある人なら

みなさん、経験があるのではないでしょうか?

  

 コミュニケーションは、

 キャッチボールと言いますが…

  

 相手が話している間、

 次の質問を考えているようでは、

 飛んでくるボールを受け取る前に

 次のボールを投げようと

 しているような状態です。

  

 人によっては、

 ここに飛んで来たら…

 こう投げ返して、

 こんな風に返ってくる。

 と、飛んでくる前から、

 どんどん、先読みして、

 頭の中で、勝手に「ひとりコーチング」が

 行われているかもしれません。

  

 

 でも…

 残念ながら…

 あなたの読み通りには、進まないかもしれません。

  

 読みが外れて、真っ白になった経験が

 ある方もいらっしゃるかもしれません。

  

 慌てず、ボールを受け取って…

 次の質問を考えましょう。

  

 慌てない!慌てない!

 深呼吸。

  

さて、このような状態は、なぜ、起きるのでしょう?

 

・相手を待たせてはいけない。

・即、いい質問を返さなければならない。

というような思い込みがあるのかもしれません。

 

本当にそうでしょうか?

 

 

プロでも、

「えーっと…」って、

次の質問を考えることがあると思いますよ?

 

相手の時間を大事にするのもいいけど…

相手の話が聴けてなかったら、

本末転倒かもしれませんね?

 

 

そして…

すごい自分に見せようと

しているのかもしれません。

 

「すごい!」と言ってもらうために

セッションをしようとしているのかもしれません。

 

 

待たせちゃいけないって思うのも、

「すごい!」って言ってもらいたいのも、

自分に意識がいってるんです。

 

待たせたら、どう思われるんだろう?

「すごい!」って言ってもらえるには、

どうすればいいんだろう?

って、自分に意識がいってるんです。

 

本当は、自分がどう思われようと、

クライアントさんが答えを見つける

お手伝いができればいいんですよね?

 

 

1-2 答えを探してあげる

    

これも、コーチングあるあるですね?

 

しかも、

「答えを探してあげようと思った瞬間に、

コーチングは、失敗する」

というのも、よく言われる話です。

 

 

 コーチングでは、

 対等な関係というのを大切にしていますが…

 

 「答えを探してあげよう」

 と思った瞬間に、

 コーチが上、クライアントさんが下。

 という関係になってしまいます。

 

 

 コーチの無意識レベルで、

 「クライアントさんは、

 答えを探せないだろうから、

 私が探してあげよう」

 という気持ちが起きています。

 

 そうなると…

 クライアントさんを信じていないことになるし…

 クライアントさんを

 コントロールすることにもなりかねません。

 

 だから…

 うまくいかなくなります。

 

 「わからないから、教えて」

 という想いで関わることが大切です。

  

ここでも、自己肯定感が関係しています。

 

自己肯定感が低いと…

「わからない自分」を認めたくないんです。

受け入れたくないんです。

 

ですが…

わからなくて、当たり前なんです。

相手の人生ですから。

 

なので、セッションを重ねれば、重ねるほど、

わかったつもりになっていたけど…

わからないことはたくさんある。とか、

 

本当に人それぞれ、捉え方も、考え方も違うんだな。

ということが、

経験として、理解できるようになります。

 

それが、

自己肯定感を高めることに繋がります。

 

 

自己肯定感を高めるというのは、

すごい自分になることではなく、

ダメな自分も受け入れることです。

 

ダメな自分を受け入れるからこそ、

周りの人と対等になることができるのです。

 

 

1-3 自信が持てない

 

まぁ、初心者にとっては、当たり前のことですね?

 

 時々、お伝えする話ですが…

 コーチングスクールなどは、

 車で言うと、教習所と同じです。

 

 スクールを卒業するのは、

 免許が取れた状態です。

 

 初心者マークを付けて、

 公道を走り始めるのは、

 ドキドキしますよね?

 

 まだまだ、なんとか、運転できる

 という状態です。

 

 残念ながら…

 プロとは言えません。

 

 修行中の身ですね。

 修行中は、練習するしかないんです!

 

 勉強よりも、練習が必要なんです!

 習うより慣れろ!です!

 

自己肯定感が低い方の多くは、

一気に目標まで、たどり着こうとします。

 

それが悪いことではありませんが…

大きな段差を登ろうとして

怖くて登れない、動けなくなることもあります。

 

 

コーチングの自信が無いから、

コーチングの自信があるまで、

一気に行こうとするのではなく、

 

例えば…

あいづちの自信が無いから、

あいづちの自信があるまでの

小さな一段を登る。

 

コーチングという大きな階段を

小さな一段一段に分けて、

一段ずつ登ってみる。

 

その方が、不安も少ないかもしれません。

 

こちらでは、そんな風に

各自のテーマに合わせてトレーニングしています。

 

 

1-4 すごい質問をしようとする

 

これも、初心者あるあるですが…

コーチングで、すごい質問って、

ほとんどなくって、

基本の質問、10個ぐらいしかないと思います。

 

基本の質問は、こちらをご覧ください。

 

 

…で、「すごい質問をしたい」

というのも、自己肯定感の低さから来ています。

 

「すごい自分」になりたいから、

「すごい!」と言われたいから、

「すごい質問ができる自分」になりたいだけなんです。

 

 

クライアントさんが、

「すごい!」と感じるのは、

いたって、シンプルな質問です。

 

そして…残念ながら…

「すごい!」と感じるか? どうか? も

予測がつきません。

 

 

たいていの場合…

普通に聴いただけだけど…?

と思うような質問に対して、

クライアントさんが

「すごい!」と感じるだけなんです。

 

 

なので、「すごい質問をしよう」と思うより、

クライアントさんに寄り添って、

単純に、疑問に感じることを質問していくだけの方が

「すごい!」と言われることが多いです。

 

 

2.まとめ

 

今日のブログは、

ニワトリが先か? タマゴが先か?

という話で始めましたが…

 

コーチングにおいても、

自己肯定感が高い方がいいけど…

 

自己肯定感を高めることを考えるよりも、

自己肯定感を高めるためにも、

コーチングの練習をした方がいい。

というのが、私の結論です。

 

練習して、相手に喜んでいただけると…

自分の自己肯定感が高まります。

 

いろんな方に接することで、

「みんな違って、みんないい」

というのも、感じることができると思います。

 

…というわけで、

安全なところから始めて、

徐々に、公道を走れるように、

あせらず。あわてず。あきらめず。

 

続けた人だけが見れる世界を目指して。

 

 

  

 

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