話が伝わらない5つの理由と対策

投稿日:2019年10月30日
カテゴリー:コミュニケーション

話が伝わらない…。
「何を言ってるのか? わからない。」と言われる。
 
そんな悩みがあるとしたら…
この5つをチェックしてみてはいかがでしょうか?
  
話が伝わらない時の理由と対策をお伝えします。
 

 
 《記事の内容》

 

 1.伝わらない5つの理由と対策

  1-1.相手に聴く準備ができていない

  1-2.相手が理解できない単語がある

  1-3.主語があいまい

  1-4.擬態語・指示語が多い

  1-5.イメージできない

 2.伝える順番を考える

  2-1.伝える許可を取る

  2-2.一番伝えたいことを先に伝える

  2-3.目的や理由を伝える

 

自分にも、他人にも、やさしいコミュニケーションを!

心理玩具クリエイターのひめさとこです。

 

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1.伝わらない5つの理由と対策

 

伝わらないのは、理由があります。

お互いがストレスなく、

コミュニケーションができるようになるために、

5つの理由と対策をお伝えします。

  

1-1.相手に聴く準備ができていない

  

講演会とかで、話を聴きながら…

自分の過去を思い出したり…

何か、話の内容とは違うことが気になったりして、

話を聴きそびれた。と言う経験はありませんか?

  

聴こうとしていても、そんな状態ですから…

相手が聴こうとしていなければ、

“音”は届いても、“理解”されていないことがあります。

  

それくらい、

人は聴いていないのです。

  

私自身も、営業マネージャーをしていた時に

朝礼で伝えたことを

「聞いてません!」と言われたことが何度もあります。

 

なので…本当に重要なことは、

文字として残すという対策も

場合によっては、必要になってきます。

  

  

あと…相手にとって、伝えたいことが

重要か? どうか? も、

相手の聴く姿勢に影響を与えてしまいます。

  

自分にとって、関係無い、

そして…興味も無い趣味の話なんかは、

聴きたくないこともありますよね?

  

相手にとって、その話が

重要か? 必要か? という意識も

大切かもしれません。

  

  

1-2.相手が理解できない単語がある

  

“〇〇って、何?”

  

たったひとつ、わからない単語があるだけで、

その後、話の内容が頭に入って来ない。

と言う経験はありませんか?

 

自分では当たり前の言葉でも、

相手にとっては、

当たり前ではない言葉もたくさんあります。

  

特に、要注意なのが、

・専門用語

・横文字

  

専門用語は、専門家の中では、

一般用語になりがちなので、

私自身も、中学生くらいの子に、

商品やテキストのチェックをお願いすることがあります。

  

チェックしてもらうと、

自分では、当たり前の言葉が、

伝わらない可能性があることに気づかされます。

  

  

1-3.主語があいまい

  

日本語は、英語と違って、

主語があいまいでも、伝えることができます。

  

だからこそ、伝わらないことや

間違って伝わってしまうこともあります。

  

・いつ (when)

・だれが (who)

・どこで (where)

・なにを (what)

・なぜ (why)

・どのように (how)

  

5W1Hを意識してみるといいかもしれません。

  

  

1-4.擬態語・指示語が多い

  

「バーッ!となって…」

「ダダーッ!ってなって…」

というような感じだと、

ちょっと、分かりづらくないですか?

  

「バーッ!と飛んで行って…」

「ダダーッ!って、たくさんの人がなだれ込んで…」

の方が、伝わりやすいですよね?

  

擬音や擬態語だけで伝えようとすると

伝える方は、イメージできていても、

相手は、イメージしづらいです。

  

  

同じように、「この」「あの」などの指示語も、

どこを指しているか? 迷ってしまったり…

勘違いしたり…しがちです。

  

言葉を聴きながら…

相手が、真っ白なところから、イメージできるか?

想像してみるといいかもしれません。

  

  

1-5.イメージできない

  

コミュニケーションは、

相手に伝えたいことが、伝わることが大事。

  

「伝えたいことが、伝わる」というのは、

『イメージの共有』とも言えます。

  

要するに、『イメージ』が伝わればいいんです。

  

美容院で「こんな髪型にして欲しい」というのを

『言葉』で伝えると、難しそうじゃないですか?

『言葉』よりも『写真』の方が伝わりますよね?

  

なので、『言葉』で伝える時も、

それが『イメージ』できればいいんです。

  

『図』でもいいし…

『たとえ話』でもいい。

  

イメージが共有できることが

コミュニケーションの目的です。

 

 

2.伝える順番を考える


 

伝えるには、伝える順番も大切。

伝わりやすい順番を考えてみましょう。

  

2-1.伝える許可を取る

  

「今、ちょっと、よろしいですか?」とか

「後程、時間をいただけますか?」とか、

伝える許可を取りましょう。

  

それによって、

相手は、聴く準備ができます。

  

言いにくいことも、

「言いにくいんですけど…」と

前置きを置くことで、

相手は、ひょっとしたら、自分にとって

良くない情報かもしれない。と

聴く準備ができます。

  

  

2-2.一番伝えたいことを先に伝える

  

最初に、一番伝えたいことを伝えます。

あるいは、「3つお話があります」というように

結論を先に伝えます。

  

それによって、相手は、そこに

フォーカスしながら、話を聴くことができます。

  

時系列に話を進めるのも、悪くはないですが…

最後になって…

「…で、一体何が言いたいの?」

ということにもなりかねません。

 

  

2-3.理由や目的を伝える

  

結論だけだと、相手と意見が違う時に、

摩擦が起きる可能性があります。

  

その意見になった背景でもある

理由や目的を伝えることで、

相手にも、理解してもらいやすくなります。

  

  

 

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