簡単な例え話の作り方 3つのステップ

投稿日:2021年4月5日

投稿日 2021年4月5日

                 更新日 2021年4月5日

悩んでいる人
悩んでいる人
例え話がうまいと、話に惹き込まれるな。

例え話がうまくなるには、どうしたらいいのかなぁ?

   

講師の方から、そんなご相談を受けました。

そこで、例え話を作る時の

私の頭の中を初公開します!

   

  

 《記事の内容》

 1.簡単な例え話の作り方 3つのステップ

 2.本質をつかむ

 3.似たような本質のものを探す

 4.違いを探す

  

  
  

ひめさとこ
ひめさとこ

こんにちは。ひめさとこです。


心理学・コーチングを学び

メンタルコーチ・講師として独立起業して、8年。

 

自分自身のオリジナル商品だけでなく、

「○○と言えば、あの人!」と言われるようになりたい、

ひとり起業家さんののウリ・強みを引き出し……

それをベースに

オリジナル商品や講座の開発のサポートなどもしています。

  

  

ひめさとこ
ひめさとこ

3分で読めるので、いい例え話ができるようになりたい!という方は、最後まで読んでみてくださいね。

  

  

  

1.簡単な例え話の作り方 3つのステップ

 

みなさんは、いい例え話で、

記憶に残っていることはありませんか?

 

ひとつやふたつ、あの例え話よかったなぁ。

という記憶があるのではないでしょうか?

 

では、なぜ、例え話があると、

伝わりやすいし、後々、記憶に残るのでしょう?

 

それは…例え話を使うことで、

イメージを共有できるからです。

 

イメージは、右脳で処理されます。

右脳は、長期記憶とも言われ、

大量に記憶することができます。

 

一方、左脳は、言語を処理する

短期記憶で、記憶する量は、限界があります。

 

例えるなら、

右脳は、クラウド。

左脳は、スマホのメモリ。

クラウドは無限大。

スマホのメモリは、限りがありますね。

 

 

例え話を作る3つのステップ

1.本質をつかむ

2.似たような本質のものを探す

3.違いを探す

 

詳しく見ていきましょう。

 

 

2.本質を探す

 

違いを探すには……

2つ以上のものが必要になります。

 

でも……ひとつのことが

伝えたいという時もありますよね?

 

ここで重要なのが、本質です!

 

 

例えば……

「コーチング」を何かに例えたい

という場合……

 

「コーチング」の何を伝えたいのか?

によって、「本質」が変わります。

 

「話をすること・聴くこと」

「相手から引き出すこと」

「目的地に導くこと」 など

一番、伝えたいポイントを絞ります。

これが「本質」です。

  

 

3.似たような本質のものを探す

 

例えとして……

コーチングは、

「目的地に導くこと」を伝えたいとしましょう。

 

「目的地に導く」という本質のものを

聞き手が理解しやすい、想像しやすいものの中から探します。

 

どんなものがあるでしょう?

 

「目的地に導く」というワードから、

自由に想像してみます。

 

・カーナビ

・自転車

・飛行機

・電車

・タクシー

・看板

・地図アプリ

 

自由に、どんどん、発想していきます。

 

例え話に正解はありません。

正解があるとしたら、相手に伝わることです。

 

人気の映画などを例えに使う方もいらっしゃいますが……

映画のことを知らなければ、伝わらないのです。

 

  

4.違いを探す

 

先ほどの例で言うと……

「コーチング」を伝えるのに、

ふさわしい「似たような本質のもの」を

色々出しました。

 

次に、重要なのが「違いを探す」

 

先ほど、カーナビや自転車など、

7つの例をあげましたが、

全部、どこか違いますよね?

   

伝えたい「コーチングの本質」と

何が違うのか?をもう一度見ていきます。

 

次に重要な本質と言ってもいいでしょう。

 

例えば…

「目的地に導く」の次に重要な本質が、

「コーチが寄り添う」だとしましょう。

 

そうなると…先ほどの7つの例のうち、

「看板」はふさわしくなさそうですよね?

 

「自転車」や「カーナビ」「地図アプリ」も

ひとりのイメージが強いかもしれません。

 

「飛行機」や「電車」は、逆に大人数ですね?

このようにして、除外していきます。

 

タクシーが一番、このケースだといいかもしれません。

 

 

ピンポイントの目的地まで行けるという意味でも、

「飛行機」や「電車」は除外されます。

 

コーチの役割が

「クライアントさんが自分で行くサポート」だとしたら、

タクシーの運転手が、クライアントさんで、

助手席でナビをするのがコーチ。

 

そうすると、

クライアントさんは

「連れて行ってもらう」ような

依存的な感じではなくなりますね。

  

  

5.まとめ

 

このように

1.本質をつかむ

2.似たような本質のものを探す

3.違いを探す 

この3つを繰り返すことで、

その時々において、伝わりやすい例えを探していきます。

 

慣れてないと、大変そう。

って思うかもしれませんが……

慣れれば、瞬時にできるようになります。

 

いろんな方の例え話を

ストックしておくのもいいですね。

 

反響の大きかった例え話

「自立と依存と協力の違い」