人材育成のためのコーチング【失敗事例あり】

投稿日:2020年1月22日

投稿日 2020.1.22

更新日 2020.1.22

部下の人材育成で、

コーチングを使いたい。

という方も、多いと思います。

  

そんな方に向けて、お伝えします。  

 

  

  

 《記事の内容》

 1.人材育成のためのコーチング【失敗事例あり】

  

  1-1 ひとりひとりの人生を尊重する

  1-2 プレイヤーとマネージャーを区別する

  1‐3 スケーリングの使い方

  1‐4 家族のように考える

 

 2.まとめ

 

 
  

こんにちは。

心理玩具クリエイターのひめさとこです。

 

誰でも、読むだけで簡単にコーチングができる

「すまいるすごろく」を開発しています。

 

今回は、営業マネージャー時代の経験と

プロコーチとしての視点を元に

お伝えしていきます。 

 

1.人材育成のためのコーチング【失敗事例あり】

  

1-1 ひとりひとりの人生を尊重する

  

 私が最初にコーチングらしきものを

 知ったのは、10年以上前。

  

 仕事が休みの日…

 ある病院に行きました。

  

 なんと!!

 入院されていたカカトコリ師匠に

 コンサルを受けに行ったのです。

  

 コンサルが何をするのかもわからないまま。

 カカトコリ師匠にもお逢いしたことが無いという状態で。

  

 師匠は、こんな私にでも、

 やさしく、現状を聴いてくださいました。

  

 当時、営業マネージャーだった私の課題は、

 一緒に働いている方々のモチベーションアップ。

  

 そこで教えていただいたのが、

 今、思うと、コーチングの手法。

  

 「ひとりひとりの夢を聴き、

 その夢を応援したらいい。

 その夢を叶えるために、仕事をしてもらうといい。

 その夢と仕事が結びついたら…

 みんな、やる気が起きる」

 そう教えていただきました。

  

 当時の私は、どうすれば、動いてくれるか?

 しか考えていなかったので、

 目からウロコで、居ても立っても居られないような

 感覚になったのを今でもはっきりと覚えています。

  

当時の私のように

「どうすれば、部下が働いて

成績を出してくれるか?」と

考えている方もいらっしゃるかもしれません。

  

コーチングでも、流派によっては、

そのような考え方のところもあるかもしれません。

  

  

ただ…

やはり、人は、コントロールされるのを嫌います。

 

あなたにとって、一番大事な仕事も、

部下にとっては、一番大事ではないかもしれません。

 

人それぞれ、価値観が違います。

 

だから…人それぞれの価値観を大事にしながらも、

その夢を叶えるための手段として、

会社や仕事を使ってもらうという考え方です。

 

 

会社の目標よりも、

家族との時間を大事にしたい。とか、

趣味に没頭したい。とか、

将来の夢を叶えたい。とか、

人それぞれのやりたいことに向かうために

目の前の仕事に取り組んでもらいます。

 

こんな話をしていると…

ある会社の管理職の方が

「俺は、休みの日に、子どもと

野球をしたり…スキーをするために仕事してるよ?」

と不思議そうに言われました。

 

この方のように

それが当たり前の方もいらっしゃいますが…

仕事は仕事。

プライベートはプライベート。と

分けている方も、少なくありません。

 

時間の切り分けは必要かもしれませんが…

「その人の人生」という意味では、

やはりつながっているのです。

 

夢は、教えてもらってもいいし…

教えてもらえなくてもいいです。

そこをつなげて考えていただくことが大切ですし…

 

夢が無い人には、

その問いかけをすることも大事です。

 

仕事を続けて、その先、何ができると嬉しいのか?

 

他人に自慢できるような大きな夢でなくてもいいんです。

結婚でもいいし…

こんなところに住みたいでもいい。

先ほどの方のように、

子どもと一緒の時間を楽しみたい。でもいい。

 

問いかけ続けることで、

人は、答えを探し続けるので、

問いかけることが大切です。

  

 

1-2 プレイヤーとマネージャーを区別する

    

多くの人は、コントロールされるのを嫌います。

  

私自身、中間管理職のような立ち位置で、

上司から、目標とやり方を指示された時は、

反発してました。

  

私は、自分のやり方で、やりたかったんです。

  

  

でも、多くの人(上司)は、

自分が上手くいったやり方が、間違いない!と思っているし…

その人にとっては、それが正解なんだけど…

  

価値観や個性が違えば、

上手くいくやり方も違ったりします。

   

 プレイヤー…自分らしいやり方で成果を出す人

 マネージャー…相手のやる気を引き出し、

        その人らしいやり方で成果を出すことを促す人

  

だから…自分自身(上司)が、

プレイヤーとして、行動する場合には、

自分のやり方でいいのですが…

 

マネージャーとして、行動する場合には、

相手は、どうすれば上手くいくのか?

相手は、どうしたいのか? を

一緒に考えていくことを

意識した方がいいかもしれません。

  

  

モチベーションが上がるポイントも

人それぞれ違います。

  

・とにかく、自分が一番になりたい人

グラフを貼っておくだけで、頑張ってくれます。

  

・お客様の役に立ちたい人

仕事をすることで、どんな人が笑顔になるか?を伝える。

 

・仲間と一緒に頑張りたい人

一緒に頑張るチームを準備します。

 

 

話がそれましたが…

プレイヤーの時間と

マネージャーの時間を区別して…

 

マネージャーの時には、

自分のやり方を手放して、

相手のいいやり方を探すことです。

   

   

1-3 スケーリングの使い方

 

コーチングには、

スケーリングという手法があります。

 

数字で表現して、比較するということです。

 

 「先月の自分の行動は、100点満点で何点だった?」

 ある時、ミーティングで上司がそう言いました。

 

 それぞれ、自分の点数を答えました。

 

 「なんで、その点数になったと思う?」

 さらに上司に聴かれました。

   

このやり取りをどう感じますか?

 

 

当時の私は、コーチングをちゃんと学んでいなかったので、

なんか、違和感があるけど…

なぜ、違和感なのか? わからないままでした。

 

これ、全部、先月について、聴いてるんです。

来月、どうなりたい? が無いんです。

 

これでは、原因追及しただけです。

 

 

 ①100点満点がどんな状態か?を具体的にする

 ②今、100点満点で、何点なのか? 

 ③何ができているから、その点数なのか?

 ④来月の理想の点数は何点?

 ⑤来月の理想の具体的な状態を明確にする

 ⑥そのための具体的な行動を明確にする

   

このようにすると、コーチングになります。

 

 

1-4 家族のように考える

 

これは、コーチングとは違うかもしれませんが…

メンバーを家族のように考えるというのは、

営業マネージャーだった時の私が意識していたことです。

 

 

コーチングは、あくまでも、手法です。

それよりも、どんな想いで人に接するか?

ということの方が大切だと思っています。

 

 当時の私の手帳には、

 メンバー全員だけでなく、

 メンバーの家族の誕生日も記入していました。

 

 メンバーが家族なら、

 メンバーの家族も、私の家族のつもりです。

 

 子どもの誕生日には、

 できるだけ、早く帰宅できるように配慮するとか、

 一言かけてあげるとかすると、

 やはり、喜んでいただけます。

 

上司と部下というよりは、

人と人としてのつながりを

大事にできるといいかもしれませんね?

 

  

2.まとめ

 

1-1 ひとりひとりの人生を尊重する

人生の中に仕事があると考える。

相手の夢を応援させていただく。

 

1-2 プレイヤーとマネージャーを区別する

プレイヤーは、自分のやり方で成果を出す。

マネージャーは、相手のやる気を引き出す。

相手にとって、成果が出るやり方は何なのか? 

一緒に考える。

 

1‐3 スケーリングの使い方

スケーリングは、状態を点数で表す手法。

現在を明確にし、理想を描くことが大事。

 

1‐4 家族のように考える

メンバーは、コマではなく、家族。

家族の幸せを考えるのが、上司の仕事。 

 

 

どんなことから、取り組んでみたいですか?

 

  

  

 

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