ついイライラしちゃう人のための人間関係を変える鏡の法則 相手をゆるす方法

投稿日:2020年5月3日

投稿日 2020.5.3

更新日 2020.5.3

悩んでいる人
悩んでいる人

つい、イライラしちゃうんです。

  

そんなこともありますよね?

 

些細な事ならいいですが…

感情が振り回されるようなら、

今、そこに向き合う時かもしれません。

  

 

  

 《記事の内容》

 1.鏡の法則とは?

 2.課題を避け続けると…?

 3.自分に向き合う方法

 

  
  

ひめさとこ
ひめさとこ

こんにちは。ひめさとこです。


心理学・コーチングを学び

メンタルコーチ・講師として独立起業して、8年。

 

オリジナルの講座や、オリジナルの商品開発を

中心にビジネスをしていて、

ひとり起業家さんの商品開発のサポートなどもしています。

 

  

コーチングでいろんな課題を掘り下げていくと…

その人自身の信念や思考のパターンにたどり着きます。

 

信じられないかもしれませんが…

それが現実に影響を与えています。

 

そんな鏡の法則を解説し…

課題に向き合う方法をお伝えします。

 

これがわかると…世界が変わります。

生きることが楽になります。

 

ひめさとこ
ひめさとこ

3分で読めるので、自分を変えたい・目の前の課題を何とかしたい方は、最後まで読んでみてください。

 

 

1.鏡の法則とは?

 

野口嘉則さんの著書でも有名な鏡の法則。

完全版 鏡の法則

 

 鏡の法則とは…

 私たちの目の前に起こる現実は、

 すべて、自分の心の中を映し出す鏡である

 という法則です。

 

悩んでいる人
悩んでいる人

えっ?! でも…私が悪いんじゃないんです!! あの人が悪いんです!!

 

ひめさとこ
ひめさとこ

うんうん。そう思っちゃいますよね?

 

 

でもね。

同じ出来事があったとしても、

イライラする人としない人がいるんです。

 

 例えば…

 誰かと待ち合わせをしていたとしましょう。

 相手が15分遅刻してきました。

  

 こんな時、あなたなら、イライラしますか?

 ムカムカしますか?

 それとも、平常心ですか?

 

 『来てくれた。逢えて良かったぁ~』と思う人もいます。

 でも…イライラ・ムカムカするとしたら…

 『約束は守るべき!』

 という信念があるのかもしれません。

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

そりゃーそうでしょ?

 という方も多いですよね?

 

 『約束は守るべき!』という信念を持っているとしたら…

 【約束を守ろうとする自分】

 【本当は約束に縛られずに自由でいたい自分】

 自分の中にいるのかもしれません。

 

 

 『約束は守るべき!』と思っていると…

 【約束に縛られずに自由でいたい自分】

 気付いていない場合も多いのではないでしょうか?

 

 【約束に縛られずに自由でいたい自分】

 自分の中にいるのに…

 

 【約束に縛られずに自由でいる相手】を見て、

 【約束に縛られずに自由でいたい自分】

 「自分も、あんな風に自由にしたい!!」

 騒ぐんですね。

 

 それが、イライラ・ムカムカの正体です。

 

ひめさとこ
ひめさとこ

同じ遅刻のケースでも、こんな場合もあるかもしれません。

 

 

 遅刻した相手に対して

 「自分が大事にされていない」と感じるとしたら…

 自分が自分を大切にしていないのかもしれません。

 

 自分自身が、自分に対して、

 「自分は必要ではない」とか

 「大事にされない存在である」

 と思っているのかもしれません。

 

 

 また、遅刻の場合は、

 「自分の時間を無駄にされた」

 と思うこともあるかもしれません。

 

 これも、「時間は大事にすべき」という自分がいて…

 その一方で、「もう少し、ゆっくりしたい」という

 自分もいるのではないでしょうか?

 

こんな風に、同じ出来事でも、

それぞれ、自分の中に隠れているいろんな自分が

『反応』しているだけなんです。

 

これが『鏡の法則』

私たちの目の前に起こる現実は、

すべて、自分の心の中を映し出す鏡である

という法則です。

 

 

 

2.課題を避け続けると…?

    

ひめさとこ
ひめさとこ

鏡の法則は、なんとなく、理解していただけましたか?

 

でも…理解しただけでは、何も変わりません!

 

 

 子どもの頃に転校を繰り返していた私は

 嫌なことがあったら、逃げる。

 というクセがありました。

 

 転職を繰り返したり…

 離婚もしました。

 

 でもね。

 自分に向き合わないと…

 何度でも、同じことを繰り返すんです。

 

 リセットボタンを押し続けると…

 やがて、転職先も無くなります。

 

 もう、逃げられないように、

 起業の世界に来たのかもしれません。

 

 

逆に、自分の心の中を見つめると…

大っ嫌いな上司が仲良しになるかもしれません。

 

悩んでいる人
悩んでいる人

えー?! 信じられない!

 

ひめさとこ
ひめさとこ

そうですよね?

 

先ほどの私の例で言うと…

相手が嫌だから逃げる。

 

それを繰り返しているうちに…

「自分は嫌われる存在だ」とか、

「自分はいないほうがいいんだ」が

どんどん、強化されて行きます。

 

 

「相手が嫌」と言っているのは、

「自分が嫌」と言っているのと同じです。

 

「自分は嫌われる存在だ」とか、

「自分はいないほうがいいんだ」を

見つめなければ、何も変わりません。

 

 

3.自分に向き合う方法

  

悩んでいる人
悩んでいる人

自分を見つめるって、どうすればいいの?

 

ひめさとこ
ひめさとこ

手順は、この4つ。

  

 ①感情を感じる

 ②感情の奥にある価値観や信念を探す

 ③価値観や信念の反対の自分を探す

 ④どの自分も受け入れる。

 

①感情を感じる

 

マイナスの感情が起きた時に、

自分の中の何が反応しているか?を探してください。

 

プチ・イラッとしたぐらいの時が

ちょうどいいです。

 

あまり、感情が大きい時は、感情に振り回されるので、

あとで、振り返ってみるのもいいです。

 

 

②感情の奥にある価値観や信念を探す

 

自分の大切にしていることが

大切にされなかった時に

マイナスの感情が起きます。

 

最初は、ここまででも構いません。

 

 例えば…私の場合は、

 遅刻してきた相手に対して、

 イライラすることがありました。

 

 自分の中を見つめると…

 ・約束は守るべきという信念

 ・時間は大事という価値観

 この2つが出てきました。

 

 最初のうちは、

 約束は守るべきだし…

 時間は大事やん!って思ってました。

 

 

 でもね。

 よくよく考えると…

 約束は守った方がいいけど…

 事故とか、例外もありますよね?

 

 それに、『守るべき』って

 自分の信念を相手にも押し付けてるんです!

 

 『約束は守りたい』

 『時間は大事にしたい』って

 自分「が」大切にしたいことと

 相手に押し付けることは違います。

 

 ここを区別することが大切です。

 

 

③価値観や信念の反対の自分を探す

 

『約束は守りたい』

『時間は大事にしたい』

その反対の自分って、何でしょう?

 

価値観や信念も、人それぞれ違いますし…

その反対のことばも、人それぞれ違うと思いますが…

自分にしっくりくる言葉を探しましょう。

 

『約束は守りたい』『自由でいたい』

『時間は大事にしたい』『休むことも大事』

 

といった具合です。

 

 

 車にアクセルとブレーキが必要なように

 私たちが生きる上でも、

 アクセルとブレーキは必要なんです。

 

 でも…下手をすると…人生において

 私たちは、無意識的に、アクセルを踏むのはいいことだ。

 ブレーキを踏むのは、悪いことだと思ってしまいがち。

 

 でも…どうでしょう?

 24時間、アクセル全開だと、カラダを壊しますね?

 

 

 車だと、アクセルとブレーキを上手に使えるのに…

 人生だと、アクセルとブレーキがケンカしていたり…

 あるいは、他の人と比べて、

 もっとアクセルをふかさなきゃ!

 と思ったりしてしまいがちではないですか?

 

 車にもいろいろあるように、

 人も、人それぞれ違います。

 

 ワゴン車とスポーツカーを比較しないですよね?

 ワゴン車には、ワゴン車の良さがあり…

 スポーツカーには、スポーツカーの良さがあります。

 

 なのに…ワゴン車の自分と、

 スポーツカーのあの人を比べて、

 どうして、もっと、スピードが出せないんだろう?

 って思ったりしてませんか?

 

 これが、ワゴン車の自分を

 受け入れていないということです。

 

 

④どの自分も受け入れる。

 

いろんな自分を見つけたら…どの自分も受け入れます。

 

「あー!いるいる。ごめんねぇ。気付いてなくって…」

みたいな感じ。

 

 

 それでも、嫌な自分は、言い換えます。

  

 「頑張れない自分」は、

 「ちょっとだけ、頑張っている自分」かもしれないし…

 「危機管理している自分」かもしれないし…

 「安全に進みたい自分」かもしれません。

 

 

 また、「頑張れない自分」だとしたら…

 「頑張れない自分」と捉えているんだと思います。

 

 頑張れない自分だけど…

 頑張ったことは、何ですか?

 

 起きている

 食べている

 動いている

 

 そんな当たり前に思えるようなことも、

 当たり前ではありません。

 頑張っているんです!!

 

 病院で寝たきりの人だとしても…

 生きているだけで、頑張っているんです!

 

 

そして…

どんな自分が隠れているか? は

時々、必要に応じて、探してみるといいです。

 

 

ここも、完璧にしようとし過ぎないこと!

 

どこまで行ったら…

全部の自分が把握できたか?

な~んて、わからないですし…

 

自分を完璧にするために

生きてるんじゃないですよね?

 

 

 「中庸」という言葉があります。

 中庸とは…極端でないことや、偏っていないこと

 

「こうあるべき」と決めつけるのではなく、

その場に応じて、

臨機応変に対応するのがいいんだと思います。

 

すべての物事は、瞬間瞬間、変わり続けています。

同じ道でも、状況も、景色も変わります。

 

だから…同じ道を車で通るとしても…

60㎞/時が適当な時もあれば、

その道が人であふれている時は、

5㎞/時も出せないかもしれません。

 

それが…60㎞/時であるべき!って言うと…

危ないですよね?

 

でも…車を運転しない人や、

経験が無い人にとっては、

そもそも、60㎞/時がどれくらいか?

わからない人もいるかもしれません。

 

知識・経験によっても、

答えが違ってくるという事です。

 

信念・知識・経験・価値観…

様々なことによって、

人それぞれ、違う感情や思考が生まれるのですね。

 

だから…人っておもしろいと思いませんか?

 

 

4.まとめ

  

ひめさとこ
ひめさとこ

ここまでをまとめると…

  

 

 鏡の法則とは…

 私たちの目の前に起こる現実は、

 すべて、自分の心の中を映し出す鏡である

 という法則であり…

 

 目の前の人が悪いのではなく、

 目の前の人に、自分の心が映し出されるということ。

 

だから…他人を変えたいと思ったなら…

まずは、自分の心の中を見つめてみる。

どんな自分がいるのか?を探してみる。

 

探して、受け入れる手順は、こちら。

 ①感情を感じる

 ②感情の奥にある価値観や信念を探す

 ③価値観や信念の反対の自分を探す

 ④どの自分も受け入れる。

 

「知識」として、知っていても、

何の役にも立ちません。

 

「知識」は、使ってこそ、初めて価値が生まれます。

 

「他人を変えたい」

「自分を変えたい」と思うのなら…

まずは、ちょっと、

自分の心の中に意識を向けるところから、始めてみませんか?

 

 

というわけで、無料コーチングやってます。

どなたでも、どうぞ♪