つい、怒ってしまう。それは、信念がコミュニケーションを作るから。
本当は、怒りたい訳じゃないのに…
つい、怒っちゃう。
そんなことはありませんか?
そのあと…また、怒っちゃった…って落ち込んだり…
今日は、その「怒っちゃう」時の対策や
「怒っちゃう」の奥に隠されている信念について
お伝えしていきます。
《記事の内容》
1.つい、怒ってしまう。それは、信念がコミュニケーションを作るから。
1-1.「つい、怒っちゃう」それは、相手のせいではない
1-2.「つい、怒っちゃう」時の対策法
2.「怒っちゃう」その奥に隠されている3つの信念
2-1.「ねば」「べき」
2-2.自分が我慢している時
2-3.無意識の信念
自分にも、他人にも、やさしいコミュニケーションを!
心理玩具クリエイターのひめさとこです。
コーチングツール「すまいるすごろく」や
アドラー心理学を学ぶ「あどらーすごろく」などの
楽しみながら、学べるオリジナル商品を開発し続けています。
別に怒りたい訳じゃないのに…
つい、怒っちゃう。
そんな時って、相手のせいだと思ってませんか?
実は…相手は、刺激を与えてきただけで、
相手のせいではないんです!
1-1 「つい、怒っちゃう」それは、相手のせいではない
相手のせいだとしたら…
同じことをされたら、全員が怒るはずなんです。
でも…そうじゃないですよね?
同じ反応をする人もいれば、
全く反応をしない人もいるし…
逆に、やさしい反応をする人もいます。
例えば…
遅刻をしてきた人がいたとして…
「なんで遅刻するの?!」と怒る人もいます。
「何かあったのかと思ったけど…無事に来てくれて良かった」
と言う人もいますね。
これが反応の違いです。
それぞれの捉え方や信念の違いによって、
反応も変わります。
犬を見た時に、「かわいい!」と寄って行く人と、
「怖い!」と逃げていく人の違いと同じです。
1-2 「つい、怒っちゃう」時の対策法
人間だから…
つい、怒っちゃってもいいとは思うんですが…
とはいえ、どうにかしたい!と言う方も
いらっしゃると思います。
心理学を学んで来た私の一番いいと思う対処法は、
自分のパターンや信念に気付くということです。
自分のパターンや信念を知っていたら…
こういう時は、怒っちゃうって言うのも分かるし…
近しい人だと伝えておくこともできますよね?
ここに私の地雷が埋まってるから。と。(笑)
例えば…
私の地雷は、約束ですね。
時間を守らない。
返事をすると言ってして来ない。
そんな時に、イラッとします。
昔は、怒鳴ってました。(笑)
あとは、その奥にある信念に気付くということです。
このケースだと…
私は、自分の時間を大切にする
と言う信念があります。
自分の時間は、命そのものだと捉えています。
だから…自分自身を軽く扱われた気になってしまうんですね。
これがわかれば、この捉え方を変えることもできます。
「怒っちゃう」時の奥に隠されている信念は、
3種類、あると思っています。
その3つをひとつずつ、解説していきます。
2-1 「ねば」「べき」
まず、一番多くて、わかりやすいのが、
「ねば」「べき」だと思います。
「約束は守るべき」
「学校はいかなければならない」など
「ねば」「べき」が強いほど
怒りは大きくなります。
私が、昔ほど怒らなくなったのは、
ここを緩めたからです。
時間や約束を大切にするのと、
相手にも、それを押し付けるのでは意味が違います。
自分が大切にしているのはいいですよね?
でも…相手には、相手の価値観があるんです。
これを押し付けようとしているのが、「ねば」「べき」です。
2-2 自分が我慢している時
2つ目は、自分が我慢している時です。
例えば…
自分が一生懸命、仕事をしている時に、
「ちょっと休憩」って休まれて、イライラするとしたら…
本当は、自分も休みたいのかもしれません。
自分も休みたいけど…
目の前には、仕事が山積みで、休めない。
そんな時に、「ちょっと休憩」って言われると…
本当は、手伝って欲しいけど…
自分の担当だから、言えない。
イライラしそうですよね?
自分が楽しんでやってたり…
その仕事をやること自体が大好きだったら…
一緒に取り組んでいる人が「ちょっと休憩」って言っても、
「ゆっくりしてて。ひとりで楽しんでるから」と
ご機嫌で言えるかもしれません。
2-3 無意識の信念
最後が…無意識の信念です。
これ、お母さんとかに多いかもしれないんだけど…
「子どもをちゃんと育てなきゃ!」
「私がしてあげなきゃ!」と思うあまり…
子どもをコントロールしようとして、
つい、怒っちゃうんですね。
誤解を恐れずに言うと…
子どもなんて、ほっといても育ちますよ?(笑)
「忙しいのに…お母さんの仕事増やして!!」
って怒るお母さんいらっしゃるけど…
自分のことは、自分でやってもらえば、
お母さんの仕事って、
そんなに増えませんよ?
子どもが自分でやるべきことを
お母さんが『子どもにはできない』と決め付けて
自分の仕事にしているだけかもしれません。
子どもができないのは、
やったことが無いからかもしれませんよ?
ちょっとずつ、自分自身を知って、
要らないものを手放すと、
そんなにイライラしなくなりますよ?
ちょっと、イラッとした時が、
自分を知るチャンスです!
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