「コーチングが上手くいかない」と思った時の成長するための考え方と対処法

投稿日:2020年2月8日

投稿日 2020.2.8

更新日 2020.2.8

コーチングを学んで、

コーチングを練習する方も

いらっしゃると思いますが…

 

そんな時に、必ずと言っていいほどあるのが、

「上手くいかなかった」

「失敗した」と思う体験。

 

そんな時に、どうしたらいいか?

成長するための考え方と対処法をお伝えします。

 

 

  

 《記事の内容》

 1.「コーチングが上手くいかない」と思った時の
   考え方と対処法

  1-1 コーチの満足は、関係ない!

  1-2 相手を信じる(してあげない)

  1-3 何が必要なのか? 振り返りをする

  1-4 うまくいかないことで何を得ている?

 

 2.スキルよりも、在り方

  2-1 100点じゃない自分にOKを出す

  2-2 相手の可能性を相手よりも信じる

 

 3.まとめ

 

 
  

こんにちは。

心理玩具クリエイターのひめさとこです。

コーチとして起業して、8年目になります。

  

誰でも、読むだけで簡単にコーチングができる

「すまいるすごろく」「あどらーすごろく」などを

開発しています。

  

  

1.「コーチングが上手くいかない」と思った時の
  考え方と対処法

 

「コーチングが上手くいかない」と

思う時、ありますよね?

 

この前、「さとちゃんでも、失敗したことあるんですか?」

と言われましたが…

何事も、失敗せずに上手くいくなんてこと、

ほとんどないと思いますよ?(笑)

 

  

1-1 コーチの満足は、関係ない!

  

たくさんの失敗から、

いろんなことを学ばせていただきましたが…

  

まずはこれっ!

    

 その日のセッションは、

 自分では、失敗だったなぁ~と思うようなものでした。

 

 未来の理想は、描けなかったし…

 ワークも、取り入れられなかったし…

 未来を描こうと思っても、

 クライアントさんがついてきてくれなかったし…

 

 セッションが終わる直前、

 申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 でも…セッションの最後…

 「ここまで話してみて、どうですか?」

 という私の問いに対して…

 

 『めちゃくちゃ、スッキリしました!!

 セッションを始める前と、全然、気持ちが違います!

 前向きに進んでいけそうです!!』

 元気な明るい声で、

 クライアントさんは、そう言ってくださいました。

 

 その時に、初めて、気付かされました。

 

 クライアントさんにとって、

 「いい時間だった」と思えるのが、「いいセッション」で…

 どんなスキルが使えたとか、

 すごい未来が引き出せたとか、

 そんなことは、クライアントさんにとっては、

 関係のないことかもしれない。と。

 

逆に、自分がどれだけ、満足できたとしても、

クライアントさんの満足度が低いと、ダメなんです!!

 

大切なのは、自己評価よりも、相手の評価。

相手のお役に立てたか? どうか?

 

場合によっては…

ただただ…寄り添って、愚痴を聴くだけの時間かもしれない。

そんな時間が必要な時もあるんです!

 

 

「すまいるすごろく」では、

セッションの流れを見える化していますが…

それは、あくまでも、迷子にならないための道のり。

 

病院の処方箋が、ひとりひとり違うように、

セッションの内容や、流れるスピードも、

本当は、ひとりひとり違っていい。

 

コーチの思い通りになるために、

クライアントさんがいるのではない!!

 

ひとりひとり違うクライアントさんに

寄り添うために、コーチがいる。

 

だから…コーチ自身が、満足できたか?

なんて、どーでもいい!!

 

そんなことよりも、相手がどう感じたか?

相手がどう思ったか?

クライアントさんの正直な感想を聴いてみるのが大事!!

 

 

1-2 相手を信じる(してあげない)

  

クライアントさん自身を信じる。

 

「してあげよう」と思った時点で、

クライアントさんに「できる」と信じていないことになる。

 

相手を信じて、関わる。

相手の課題に踏み込まない。

これが大事!

    

 以前…ある方がこのようなことをおっしゃっていました。

 

 下手なコーチは、

 セッションとセッションの間にも、

 クライアントさんのために、なにかをしてあげようとする。

 

 クライアントさんの宿題をやってあげようとしたり…

 クライアントさんにとって、

 必要な情報を探してあげようとしたり…

 

 でも…それは違う。

 

 私たちは、「セッションの時間」だけ、

 依頼されて、仕事をしているんだ。

 

 だから…その時間を精一杯、相手と関わればいい。

 

 セッションとセッションの間の時間も、

 クライアントさんは、

 自分の人生を自分で決断して歩くということを

 信じることが大事!

 

行動をさせることが、私たちの仕事ではない。

 

行動できなかったとしても、

そこから、学んでもらえばいい。

 

本当は、どうしたかったのか?

もう一度、問えばいい。

 

セッションの時間も、セッション以外の時間も、

相手が自分の決断で、自分の道を歩むことを信じればいい。

 

それは、ひょっとしたら…

「決めた行動をすることを信じる」こととは違うかもしれない。

 

 

1-3 何が必要なのか? 振り返りをする

    

「コーチングが上手くいかなかった…」

で、終わってたら、成長できません!

 

 ・どこが、上手くいかなかったのか?

 ・上手くいくために、何が必要なのか?

 ・どこをどう変えればいいのか?

 

ここを考えることが大事!

 

 

PDCAですね?

それをすることで、失敗しなくなります。

 

体験から学んだことは、忘れません!!

だから…失敗から学ぶんです!

 

失敗していいというわけではないけれど…

失敗したことは仕方ない。

だから…失敗を無駄にしないことが大事!

 

私の失敗から学んだ多くの事例はこちら

(これでも、ほんの一部だけど…)

 

 

1-4 うまくいかないことで何を得ている?

  

もし、あなたが、今まで、

「コーチングが上手くいかなかったんです」

と言いながら…

改善をしていなかったとしたら…

 

「コーチングが上手くいかなかったんです」

と誰かに言うことで、

何を得ているのか? 考えてみましょう。

 

 

悲劇の主人公になることで、

かまってもらおうとしていませんか?

慰めてもらおうとしていませんか?

 

私も、そんなところがありました。

でも…自分のそんなところに、ちゃんと向き合わないと、

相手を依存させてしまうこともありますし…

 

そもそも、「私、つらいんです」と言ってる人に

コーチとして、応援して欲しいとは思いませんよね?

 

 

そんな自分に気付いて…

そこから、脱すると決めるだけです!

 

↑やってたので、わかります。(笑)

 

  

2.スキルより在り方

 

特に、コーチングや、カウンセリングのような

心理を扱うことに関しては、

「何を受けるか?」よりも、

「誰から受けるか?」の方が大事だと思っています。

 

 

2-1 100点じゃない自分にOKを出す

  

自己肯定感を高めるということですが…

 

 「100点じゃないから、ダメなんです!私。」

 と言っている人と

 「80点だけど…まずは、90点を目指します!」

 と言っている人だと…

 どちらがいいですか?

 

 後者の方が、良くないですか?

 

 前者は、ダメな自分を受け入れていません。

 後者は、ダメな自分を受け入れたうえで、

 さらに良くなろうとしています。

  

 コーチが、ダメな自分を受け入れていない場合…

 クライアントさんに対しても、

 ダメなところに厳しくなりがちです。

 

 相手の成長を願う厳しさと

 自分のダメなところを相手の中に見てしまうのは、

 違います。

 

とは言え、

自己肯定感を高めるためにも、

コーチングをした方がいいと私は思います。

 

その理由は、こちらに書きました。

自己肯定感が高いほど、コーチングはうまくいくが…自己肯定感が低い人ほど、コーチングをした方がいい理由

 

 

2-2 相手の可能性を相手よりも信じる

  

コーチの存在価値は、ここにあります。

  

自分の可能性を自分よりも信じてくれる人

 

そんな人が、ひとりいるだけで、

人生は、大きく変わります!

 

 

私自身、ありがたいことに、何度も、

そんな経験をしています。

  

 病気で会社に行けなくなった時…

 腰塚勇人先生のセミナーに行きました。

 

 「病気で会社に行けなくなったんです」と言う私に、

 先生は…

 『おめでとう!!』と。

 

 『おめでとう。君は、今は、しんどいかもしれないけど…

 その病気を乗り越えることができたら、

 同じ病気の人を助けることができるよ。

 それが君の使命だよ』と言っていただきました。

 

 病気を治すことしか、考えていなかった私に、

 もっと先があるよ!人を助けることができるよ!と

 私の未来の可能性を私以上に、信じてくださったんです。

 

 その言葉で、私は、

 病気の私にも、何かできるかもしれない。

 と思うことができるようになりました。

 

これは、私の体験のひとつですが…

自分の可能性を自分よりも信じてくれる人がいると…

勇気が湧くし…

できないと思っていたことが、

できるかも?と思えるようになります。

 

この関わりが、コーチの一番大切な価値だと思います。

 

 

3.まとめ

 

・コーチが満足することよりも、

クライアントさんに満足していただくことが大事!

 

・相手の課題に踏み込まない

 

・上手くいかなかった時は、どこをどう改善するといいか?

振り返って、考えてやってみる。

 

・自分自身の内面や自己肯定感を整えることも大事。

そのためにも、コーチングをするといい。

 

・相手の可能性を相手以上に信じる存在でいること。

 

ここまで、お読みいただきありがとうございます。

ここから何をするか? が、一番大事!!

読んでくださったことをヒントに、一歩踏み出していただけると嬉しいです。

 

 

 

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