質問力を高めるには?
投稿日・更新日 2019年11月7日
質問力を高めたい。
いい質問ができるようになりたい。
コーチングやコミュニケーションを学ぶと
そんな風に思うことはありませんか?
では、どうすれば、質問力は高まるのでしょう?
自分にも、他人にも、やさしいコミュニケーションを!
心理玩具クリエイターのひめさとこです。
コーチングツール「すまいるすごろく」や
アドラー心理学を学ぶ「あどらーすごろく」などの
楽しみながら、学べるオリジナル商品を開発しています。
質問力を高めるには、どうすればいいんだろう?
そう思いますよね?
質問力を高めるには、
スキルと在り方が必要だと思います。
質問力が高い方は、質問がシンプルです。
逆に、質問力が低い方は、話が長すぎて
…で、結局、何が聴きたいの?
ということになりかねません。
背景を説明して、質問するのではなく、
質問してから、必要に応じて、
背景を説明するといいと思います。
あるいは、文章に書くような感じで
質問するといいかもしれません。
比較的、話が長い方は、
自分が話した言葉を
文章にまとめるとなると
もう一度、考え直しますよね?
そのように、
文章を書く練習をするのもいいと思います。
余談ですが…
私自身は、普段、一人でいる時に
頭の中で、ブログを書いていることが多いので、
それを友人に話したら…
驚かれたことがあります。
どうやら、無意識的に
文章をつくる練習をしていたようです。(笑)
何気なく、質問をするのではなく、
その質問には、
どのような意図が、含まれているか?
意識してみるといいと思います。
例えば…
「いつ、宿題するの?」は、
質問ではありますが…
「宿題しなさい」という意図が含まれていますね。
「どうすれば、宿題できるの?」
というのも同じですね。
このような質問は、
宿題をしない、
あるいは、したくない相手にとっては、
尋問のようなものです。
「学びはありましたか?」という質問と
「学びは何ですか?」という質問も、違います。
「学びはありましたか?」だと
「ない」も、選択肢に入ります。
「学びは何ですか?」だと
「ない」が、選択肢に入りにくい質問です。
細かいところですが…
このような質問の意図を理解して、
どの質問が、相手にとっていいか?
を選ぶといいと思います。
自分が発する質問や、言葉によって
相手がどんな気持ちになるか?を
理解しようとします。
また、相手の興味関心を知るための
質問をしていきます。
例えば…
相手が犬について話していたら…
「その犬のどんなところに興味関心があるのか?」
について、質問するのがいい質問です。
その犬が、どんな犬か? は、
「自分が知りたいだけ」の質問です。
こんな感じ。
「うちに来た犬が、めっちゃかわいくてね~」
〇『どんなところがかわいいの?』
×『何犬なの?』
在り方が大事と言うけれど…
質問力にも、在り方って関係してると思います。
ここまで読んでいただいて、
こんなことを言うのは、申し訳ないのですが…
「質問力を高めたい」という方は、
自分自身が「すごい」と言われたい方も
少なくありません。
自分自身が「すごい」と言われたいと思っているうちは、
相手のためではなく、
自分のために、『いい質問』をしようとしている
ということになります。
…で、残念なことに、
『いい質問』は、相手が決めることなんです!
自分がどれだけ、
『いい質問』を繰り出せた! と思っても、
相手が『いい質問』だ! と思わなければ、
それは、『いい質問』ではないのです。
相手が「質問して欲しい」と思っていなければ、
どんなにいい質問でも、
「おせっかい」でしかありません。
だから…
逆説的ですが…
『いい質問』をしたければ、
『いい質問』をしようとしないことです!
質問力が高い人は、
相手に合わせて、
相手が理解できる言葉を選んで、
伝えることができます。
言葉がシンプルです。
そして…
自己肯定感が高いので、
「すごい」と思われようとしません。
自己肯定感を高めるには、
こちらも参考になるかもしれません。
そして…一体、何から始めればいいか?
と言うと…
今、シンプルではないな…と思う方は、
シンプルな質問を作る練習を。
自分が聴きたいことを聴いちゃってるな。という方は、
相手が、どこを見ているか?
何を感じているか? を知ろうとする練習を。
「すごい!」と言われたいという方は、
「すごい!」と言われたい自分がいることを
受け入れるところから、始めるといいと思いますよ?
ぜひ、やってみてくださいねー
コミュニケーションを変えたい方
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