ひとり起業のお客様像 ペルソナとターゲット設定の方法

投稿日:2020年11月14日
カテゴリー:ビジネス 起業

投稿日 2020年11月14日

                 更新日 2020年11月14日

悩んでいる人
悩んでいる人

ペルソナとターゲットって、何が違うの?

ターゲット設定って……どうしたらいいのかなぁ?

   

そんなひとり起業家の方に

ペルソナとターゲットの違い。

ターゲット設定の方法をお伝えします。

   

  

 《記事の内容》

 1.ペルソナとターゲット設定の違い

 2.ペルソナとターゲット設定の目的

 3.ターゲット設定の方法

 4.よくある間違い

 

  
  

ひめさとこ
ひめさとこ

こんにちは。ひめさとこです。


心理学・コーチングを学び

メンタルコーチ・講師として独立起業して、8年。

 

自分自身のオリジナル商品だけでなく、

「○○と言えば、あの人!」と言われるようになりたい、

ひとり起業家さんののウリ・強みを引き出し……

それをベースに

オリジナル商品や講座の開発のサポートなどもしています。

  

ひめさとこ
ひめさとこ

3分で読めるので、ターゲットを設定したい!という方は、最後まで読んでみてくださいね。

  

  

  

1.ペルソナとターゲットの違い

 

よく、起業塾とかに行くと…

「ペルソナを決めてください」とか

「ターゲットを絞ってください」って、

言われたりしませんか?

 

そこで、まず、

ペルソナとターゲットの違いについて、お伝えします。

 

 ペルソナ……具体的なひとりの人物像を描きます。

 例えば……

 ・37歳

 ・女性

 ・3歳と5歳の女児と旦那さんの4人家族

 ・平日は、3時間パートに行く

 ・趣味は、料理と手芸

 ・子どもの頃から、高知の田舎暮らし

 ・同級生も近くに多い

 と言った感じ。

 

 ターゲット……特定のお客様層

 上記のペルソナをターゲットに変えると…

 「田舎暮らしの30代主婦」

 と言った感じ。

  

 ターゲットの中から、

 より深く詳細に人物像を設定したのがペルソナです

 

  

2.ペルソナとターゲット設定の目的

  

ペルソナとターゲットを設定したら……

ビジネスが、ラクになります。

 

というよりは、設定しなければ、

ビジネスが、始まりません!と言ってもいいでしょう。

 

 

 【ペルソナを設定する目的】

 ペルソナは、本来、チームで仕事をする時に

 チームメンバーの中で、

 お客様像のイメージのズレを無くすために描きます。

 

 なので、ひとり起業家の場合……

 ペルソナを設定しなくてもいいのですが、

 ペルソナを設定した方が、

 ブログやメルマガなどの発信がしやすくなります。

 

 その場合……

 できれば、架空の人物ではなく、

 実在の人を思い描きながら

 発信する方が、発信しやすくなります。

 

 たった一人に伝えるメッセージは、

 そのペルソナに似た人に伝わります。

   

 

ひめさとこ
ひめさとこ

設定した人とは違う人から、「どうしてわかるんですか?」と言われることも、よくありますよ?

  

 

 

 一方、ターゲットを設定する目的は、

 自分自身のビジネスや商品の立ち位置を決めるためです。

 

 ビジネスをするためには、

 ・いつ

 ・どこで

 ・誰に

 ・何を

 ・なぜ

 ・どのように

 この6つを明確にする必要があります。

 

 自分のビジネス(お店)は、どんな人のためなのか?

 自分の商品は、どんな人のためなのか?

 これを明確にすることによって、

 お客様が集まる仕組みを作ったり……

 商品を開発することができます。

 

 

 例えば……

 ターゲットが70代主婦の場合、

 インスタグラムに投稿していても、

 なかなか、集まりそうにないですよね?

 

 逆に、女子大学生をターゲットに、

 新聞広告を打っても、難しいかもしれません。

 

 このように、ターゲットが違えば、

 戦略も違ってきますし……

 届きやすい言葉も違ってきます。

 

 もちろん、悩みも違いますよね?

 

 同じ「腰痛」でも、

 70代だと「加齢」によるもので、

 大学生だと「生理痛」かもしれません。

 

 どちらにも、対応できるかもしれませんが……

 あなたがお客様なら、

 「なんでもできます!」という人よりも、

 「○○の専門」という人にお願いしたいと思いませんか?

 

 

 なので、ターゲットを絞るということは、

 差別化にもつながります。

 

 差別化すると……

 同業者からの紹介も、起きやすくなります。

 

 お医者さんが紹介状を書いてくださるのも、

 これと同じですね?

 

 

3.ターゲットの設定の方法

 

悩んでいる人
悩んでいる人

でも……みんなに届けたいし……

どうしたらいいか? わかりません。

ひめさとこ
ひめさとこ

そうですよね?

そんな方も、少なくないです。

  

  

  

ターゲット設定に関しては、

いろんな考え方があるのですが……

ひとり起業家の場合は、大企業と違って、

それほど多くの人数を集めなくてもいいので、

最初のうちは、市場規模などは、

それほど、考えなくてもいいと思います。

  

私のオススメは、

「自分自身が、どんな人に提供したいか?」です。

  

  

 カウンセリングやコーチングを

 ビジネスにしようとしている方の中で、

 「悩みを聴いていると、つらくなるし…疲れちゃうんです」

 という方がいらっしゃいます。

  

 それなら、ターゲットを

 「悩みを抱えた人」よりも、

 「夢を叶えたい人」にした方が良くないですか?

 と提案させていただくことがあります。

  

 「疲れるなぁ~」「イヤだなぁ~」と思いながら、

 ビジネスをするのであれば、

 起業した意味が無くないですか?

  

 それに、お客様にとっても、良くないですよね?

  

  

 「つらい悩みを聴いて、元気になっていく、

 徐々に変化していく姿を見るのが嬉しいんです」

 という方もいらっしゃいます。

  

 そんな方が、寄り添った方が、

 お客様にとってもいいですよね?

 

なので、

自分自身が、どんな人に関わりたいか? 

を書き出してみるのがオススメです。

  

 

 書き出す方法は、3つ。

 ①属性

 ②価値観

 ③課題・願望

 

①属性

・年齢

・性別

・家族構成

・職業

・居住地

・年収 など

 

②価値観

どんなことを大切にしているか?

《例》・お金

   ・スピード感

   ・貢献感

   ・つながり

   ・評価  など

 

③課題・願望

解決したい悩みや課題

叶えたい夢や願望

 

これらを思いつくまま、どんどん書き出します。

 

それでも、「みんな」って思ってしまう方は、

「こんな人は嫌だ!」を書き出してみてください。

 

例えば……

・なかなか、支払ってくれない人

・怒りっぽい人

・細かいことにクレームを言う人

・約束を守らない人  など……

 

「こんな人は、対応できない」も書いてみるといいですね。

例えば……

・赤ちゃん

・妊婦さん

・病気を持っている方 など……

 

いろんな方に関わらせていただきながら……

自分自身の理想のお客様像を明確にしていくといいです。

 

思考で考えていても、

実際には、思ってもみなかったことが起きることが良くあります。

 

やってみて、感じてみて、絞っていくという感じです。

   

  

4.よくある3つの間違い

  

ペルソナとターゲット設定に関して、

良くある間違った思い込みが3つあります。

 ①架空の人物をペルソナにする

 ②商品のターゲットと事業のターゲットを混同する

 ③ターゲットを変えられないという思い込み

  

①架空の人物をペルソナにする

大人数のプロジェクトでは、

架空の人物をペルソナにすることも多いです。

 

しかし!ひとり起業家の場合……

架空の人物をペルソナにすると、

自分の都合のいいように、

「こうなったらいいなぁ~」で描いてしまうことがあります。

 

チームだと、指摘する人も出てきますが……

ひとりだと、

「自分の都合のいい思い込み」と

「ペルソナの立場に立つ」が混同してしまいがち。

 

だからこそ!!

ひとり起業の場合は、リアルな人をイメージしながら……

あるいは、実際にその人にヒアリングしながら……

ビジネスを進めていった方がいいです。

 

 

②商品のターゲットと事業のターゲットを混同する

商品のターゲットと、事業のターゲットは別です。

 

事業のターゲットの中に

商品のターゲットが含まれる感じです。

 

コンビニなどで、同じ系列のお店でも、

品揃えが違うことって、ありますよね?

 

それは、事業(お店)のターゲットが

立地によって、変わるからです。

 

事業(お店)のターゲットと

それぞれの商品のターゲットを明確にしましょう。

 

 

③ターゲットを変えられないという思い込み

ビジネスも、時代の流れや、

人の成長によって、変わります。

 

だから……

ターゲット設定も、一度決めたら、終わり。ではなく、

定期的に見直しが必要。

 

自分自身も、お客様も、成長していきます。

 

その成長に合わせた商品展開が必要です。

 

  

5.まとめ

 

ペルソナは、特定の人物像

ターゲットは、お客様層

 

ペルソナは、リアルな人をイメージした方が

発信がしやすくなります。

 

ターゲットは、自分自身が一緒にいたい人に

設定すると、ビジネスが楽しくなります。

「あの人のために、やりたい」と思えるようになります。

 

それだけでなく、

〇〇の専門家になることで、

同業者からも、紹介が生まれるようになります。

 

ターゲットを設定して、

○○の専門家として、ビジネスの独自化を進めていきましょう!

 

 

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