コーチングセッションの流れは、もう迷わない!!目標と現状のギャップだけじゃない!?

投稿日:2020年2月6日
カテゴリー:コーチング

投稿日 2020.2.6

更新日 2020.2.6

コーチング初心者がコーチングの流れで

迷うのは、よくあること。

 

現状と目標のギャップを埋めるだけだと、

行動しなかったり…

そもそも、話が進まなかったりすることもある。

 

もうひとつ、先を見るのが大事!

ということで解説をしていきます。

 

 

  

 《記事の内容》

 1.コーチングセッションの流れは、もう迷わない!!

   目標と現状のギャップだけじゃない!?

  

  1-1 目標と現状のギャップだけを扱うと…?

  1-2 目標を通過点に変える

  1-3 間違った目標を確認する方法

 

 2.より視野を広げるコーチングの流れ

 

 3.まとめ

 

 
  

こんにちは。

心理玩具クリエイターのひめさとこです。

コーチとして起業して、8年目になります。

  

誰でも、読むだけで簡単にコーチングができる

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開発しています。

  

  

1.コーチングセッションの流れは、もう迷わない!!
  目標と現状のギャップだけじゃない!?

 

95%の人は、目標が無い。

あるいは、間違った目標に向かっていると言われています。

 

この状態で、描いた目標に向かっても、

うまくいかないかもしれません。

 

  

1-1 目標と現状のギャップだけを扱うと…?

  

コーチング初心者だった頃の私は、

現状と目標の差を埋めようとして

何度も、失敗しました。

    

 例えば…

 「病気を治したいんです」と言う場合…

 

 『どんな状態ですか?』

 『何がつらいんですか?』と、現状把握をし…

 

 『それがどうなったらいいですか?』

 「病気が治ったらいいです」と、目標設定。

 

 『そのために何ができますか?』

 「病院に行っても、薬を飲んでも、

 カウンセリングを受けても、

 ダメだから、コーチングを受けに来ました。

 どうしたらいいですかね?」

 と振り出しに戻る!!(キャー!)

 

 何度、これをやらかしたことか!!

 (当時、受けてくださった方、ホント、ごめんなさいっ!)

  

特に、片付けや、ダイエットなどは、

「やり方がわからない」

な~んてこともないですよね?

 

本当は、やりたくないか?

モチベーションが湧かないだけです!

 

 

特に、本当はやりたくない

(意識としては、やりたいと思っているけど…

潜在意識では、やりたくないと思っている)場合…

現状と理想のギャップだけでは、うまくいきません!!

 

コーチが「目標を達成させなきゃ!」と

相手をコントロールしようとすればするほど

相手は、コーチングを嫌いになります!!

 

 

1-2 目標を通過点に変える

  

目標や、目の前の課題は、長い人生の中のほんの一部。

  

 先ほどのケースも、

 『病気が治って…

 何でもできるとしたら、例えば…何をしたい?』と

 その先を質問していきます。

 

 そうすることで、

 「病気が治る」という否定的な、

 何かを無くすという表現から、

 何かを手に入れるという表現に変わります。

 

 それに、「病気を治す」その先を明確にすることで、

 「病気を治す」ことが人生の通過点になります。

 

 「病気を治す」ために

 人生があるのではなく、

 もっと、他のことのために、人生があるのですよね?

 

 そうすることで…

 「病気を治す」ためではなく、

 病気が治ったその先の「目的」のために、

 何ができるか? 行動を作っていくことができます。

  

 

課題の先の「目的」が、明確になると…

「課題」だと思っていたことが、

どうでも良くなることもあります。

   

 人間関係のトラブルに問題を感じていた方が

 その先の「人生の目的」に気付かれた時に

 「トラブルに意識を向けている場合じゃない!

 自分の人生の目的に向かって進むんだ!」と

 意識が変わった方が、これまでに何人もいらっしゃいます。

  

 

1-3 間違った目標を確認する3つの方法

    

 ①その先の人生の目的を明確にする

 ②何のために、その目標を達成したいのか? を明確にする

 ③目標が達成した場面を想像の中で体験してみる

 

①その先の人生の目的を明確にする

 

人生の目的を明確にするには、

「生まれ変わったら、何したい?」

という質問がパワフル!

 

直接、そこに向かうことができそうになかったとしても、

その感覚を味わうことも、人生の目的と言えます。

 

また、いろんな方に協力していただきながら…

目的に向かうことを考えてみるのもいいです。

 

 

 

②何のために、その目標を達成したいのか? を明確にする

 

人生の目的と何が違うの? 

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…

 

目標を達成することで、何を得たいのか?

と考えるといいです。

 

 私は、営業マネージャーの頃…

 管理職になりたくて、がむしゃらに頑張ってました。

 

 コーチングを学んでから、

 あの時、管理職になることで、何を得たかったのだろう? 

 と考えたら…

 

 当時は、女性管理職がいなかったので、

 『誰もやっていないことをやりたかっただけ』

 だと気づきました。

 

 本当に管理職になりたかったのではなく、

 『誰もやっていないことをやりたかっただけ』

  

 これが【間違った目標】ですね。

  

 

③目標が達成した場面を想像の中で体験してみる

  

 先ほどの【女性管理職】で考えてみましょう。

 

 辞令が出た瞬間は、

 《達成感》を感じて、嬉しかったと思います。

 

 でも…

 管理職の日常を想像すると…

 会議が多くて…上と下に挟まれて…

 私にとっては、

 全く、ワクワクするものではありませんでした。

  

人それぞれ、価値観が違います。

価値観は、たくさんありますが…

 

自分にとって重要な価値観。

私にとっては、《達成感》《自由》《創作》などを

感じることができているのが、

しあわせな状態です。

 

なので…

その人自身が、どんなことを大切にしているか?

=どんな価値観があるか?

を把握していることも大切です。

  

 

2.より視野を広げるコーチングの流れ

 

コーチングの流れは、これ。

 

特に課題があるクライアントさんは、視野が狭くなりがちです。

目の前の壁と原因に意識が行ってしまう場合も

少なくありません。

 

コーチングでは、もっと広い視野で、人生全体を捉えたうえで

課題が本当は、どうなったらいいか?を探していきます。

 

視野を広くしたうえで、

再度、目標設定をし、具体的な行動を決めていきます。

 

   

 例えば…昔の私なら、

 「管理職になりたいです」とコーチングを受けるでしょうが…

  

 間違った目標だと気付いて…

 「管理職」ではなく、「何かを創る」ことに向けて、

 行動を決めていく感じになると思います。

 

 このような場合、コーチは、

 クライアントさんが、

 「管理職になりたい」と言っていても、

 『本当は、管理職になりたくない』という選択も含めて、

 本当は、どうなりたいんだろう?と思いながら

 聴いているわけです。

 

 「管理職になれるようにする」のがコーチの仕事ではなく、

 本当は、どう生きたいんだろう?を探すお手伝いが

 コーチの仕事です。

 

 

3.まとめ

 

コーチングの流れは、

目的に、より大きな目的に向かって、

視野を広げたうえで、

目標を決め、具体的な行動を決めていくこと。

 

そのため、クライアントさんの話を聴きながら…

話の内容のどこが【目的】で、どこが【手段】か?

判断していくことも大事です!

    

 

 

 例えば…

 「仕事の効率アップのために、

 片付けをしたいけど…やる気が起きないんです」

 と言うテーマなら、

 

 「仕事の効率アップ」が【目的】で

 「片付け」が【手段】ですね。

 

 【目的】に向かって、聴いていくので、

 この場合だと、「仕事の効率アップ」について、

 聴いていくのが、大事です。

 

このように、

【目的】と【手段】を聞き分ける練習もしてみましょう!

 

 

 

 

 

 

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