コーチングで、ラポール(信頼関係)を築くのに、重要なのに忘れがちな2つのこと
投稿日 2020.1.11
更新日 2020.1.11
コーチングで重要なラポール(信頼関係)
これが無いと、コーチングはできない。
と言っても、過言ではないと思います。
じゃあ、どうやって、ラポール(信頼関係)を築くのか?
スキルと、スキル以外の部分についても、お伝えします。
《記事の内容》
1-1 ラポールを築くテクニック以上に大切な2つのこと
1‐3 ラポールで最も重要な3つのこと
2.ラポールが切れたら、どう対処する?
こんにちは。
心理玩具クリエイターのひめさとこです。
誰でも、読むだけで簡単にコーチングができる
「すまいるすごろく」を開発しています。
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1.コーチングで、ラポール(信頼関係)を築くコツ
コーチングでは、ラポールと呼ばれる
信頼関係を築くことが大事です。
1-1 ラポールを築くテクニック以上に大切な2つのこと
ラポールを築くテクニックは、色々ありますし…
後ほど、書いていきますが…
それ以上に大切なことが2つあります。
コーチにとっては、当たり前のコーチングでも、
相手にとっては、まだまだ、未知の世界。
という方も少なくないです。
実際、コーチングを学びたいという方でさえも、
コーチングを受けたことが無いという方が
少なくありません。
なので、コーチングとは、どんなものか?
を説明する必要があります。
コーチングを受けたことがある方にとっては、
何のためにコーチングがあるのか?
一体、どんなことをするのか?
なんとなく、想像がつきますが…
初めての方。
特に、コーチングを知らない方にとっては、
何が始まるのか?
不安でしかありません。
相手が理解できる
想像できるように
コーチングとは何か?をお伝えします。
とは言っても、
「コーチングとは、馬車(コーチ)というのが由来で…」
な~んて説明は不要です。
相手は、どんなことをするのか?が知りたいのです。
人は、知らないこと・わからないものに
不安を抱きます。
そして…その不安は、警戒となります。
この『不安』や『警戒』を取り除くことが
ラポール(信頼関係)を築くうえで重要です!
②の終了時刻ですが…
セッションが始まったとして…
次に起こる『不安』は、
“これは、いつまで続くの?” ということです。
特に、セッション後に予定がある場合などは、
時間が気になって、
セッションどころでは無くなるかもしれません。
予定終了時刻と、
相手の都合を事前に確認しておくことも大切です。
時間管理も、コーチの仕事。
相手を不安にさせないように、
確認して、任せてもらって、
安心していただきましょう。
この2つの不安を自然に取り除くのが、こちらです。
1-2 ラポールを築く4つのテクニック
ラポール(信頼関係)を築くテクニックは、4つ。
① ミラーリング
相手のしぐさを鏡に映しているように自然に真似るテクニック
長年、寄り添った仲のいい夫婦だったりすると…
自然と同時に同じ仕草をしたり…
同じ行動をとったりすることがあります。
それを意識的に、でも、自然にするのがミラーリングです。
② ペーシング
相手の話すスピードやリズムに合わせます
早く話す人には、早く、
ゆっくりの人には、ゆっくりと話すことで
自分と似ているという安心感を与えます。
③ バックトラッキング(オウム返し)
相手が言ったことを繰り返します
言ったことを繰り返すことで、
聴いてるよ。というメッセージと、
もうちょっと聴かせて。というメッセージを伝えることができます。
④ キャリブレーション
相手の心の状態を表情・姿勢・話し方などから、観察すること
「目は口程に物を言う」という言葉があるように
話している内容よりも、
非言語から、相手の状態を知ることです。
相手を観察するからこそ、
ペーシングやミラーリングができるのです。
ですが…
冒頭にも、お伝えした通り、
個人的には、あまり重視していません。
テクニックに走りすぎると…
・相手の話よりも、自分自身がテクニックを使えているか?に
意識がいきがちになる
・自然体ではなくなることが多いので、
相手が違和感を覚える
なので、私は、
あまり、意識的にテクニックを使うということはしません。
一説によると、コミュニケーションを学ぶと
5年は、コミュニケーションが下手になるという話があります。
これが、上記のようなことだと思います。
テクニックを意識し過ぎて、
自然体ではなくなってしまうんですね。
1-3 もっとも重要な3つのこと
ラポール(信頼関係)を築く上で
もっとも重要なことは…
相手が、コーチに対して
・聴いてくれてる
・わかってくれてる
・見てくれている
と感じてもらえることが大切。
1-1でお伝えした『不安』や『警戒』を取り除くのも、
『不安』や『警戒』を「わかってくれてる」と
思ってもらうことにもつながります。
2.ラポールが切れたら、どう対処する?
ラポール(信頼関係)は、
セッション前に築いてOKではなく、
セッション開始後も、ずーっと、
ある意味、試されています。
途中で、ラポールが切れることもあります。
ラポールが切れると…
クライアントさんが、質問に答えなくなったり…
表情が、硬くなったり…
言葉数が少なくなったりします。
そんな変化を感じたら…
「今、ご自身の中で、何が起きてるか?
教えてもらえますか?」
と聴いてみます。
それでも、教えてもらえないようなら、
「何か、ご気分を害するようなことを
してしまいましたでしょうか?」
など、聴いてみます。
それでもダメなら…
「この後、どうしたいですか?」と聴いてみます。
何が何でも、所定の時間まで、引っ張るよりは、
お互いにとって、残りの時間、何が最善か? を考えます。
帰りたいのなら、それを優先するのもいいと思います。
ここまで、一緒に取り組んでくださったことや
改善点を教えていただけたなら、そのことにも感謝しましょう!
とはいえ、そんなにあることでは無いですし…
あなたの存在が悪いわけではなく、
スキルの問題だし…
どんなすごいコーチだったとしても、
相手を100%理解するのは無理だと思うので…
「わからないから、教えていただく」
ということを大切にしていればいいと思います。
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