コーチングに出会わなければ言えなかった本当の想い
投稿日 2020.2.1
更新日 2020.2.1
「すまいるすごろく」をご活用いただいた方の体験談です。
3ヶ月の変化をシェアしてくださいました。
まとめていて、私まで、泣きそうになった感動ストーリー。
1.コーチングって?
友達に誘われた講座…。
コーチング???
よくわからないけど、心理学には興味がある。楽しそう。
新しい人とも知りあう機会だし、行ってみようか。
今会った同士なのに、
深いことも知らないのに
コーチングし合えるのが不思議だった。
これはすごくシンプルだ。
これを使ったら自分が本当は何をしたいのかがわかりそう。
まずできる一歩が何なのかがわかって、
これなら踏み出せそう。
「もっと知りたい!」
中2の長男も難しい時期だし、
何を考えているかよくわからない。
これが一家にひとつあればいいなぁと思った。
セルフコーチングもできていいなぁ。そう思っていた。
でも…新しく飛び込むのが怖い。
失敗するのが怖い…
「コーチコースかぁ…受けてみたいなぁ。
でも私にできる?
でも受けてみたいなぁ。 気になるなぁ」
コーチコース受講のお知らせのページばかり見ていた。
「私はこのままでいいの???」
「本当の自分はどうしたいの?」
「やらなきゃ。今やらないときっと後悔する!」
すまいるすごろくコーチコースを申し込んだ。
誰かを変えたいというよりも、まず自分が変わりたい。
2.一歩踏み出したが…
2回目の体験会。
私のテーマはコーチコースを受講する
そこで私の口から出た最初の一歩は…
今日主人に電話をしてやってみたいことを言う
自分で決めた最初の一歩。
なのに私は
「主人に言わなくてもいいのでは?
仕事にしないなら、いう必要もないし」と
早速言い訳してた。
今決めたのに。
怖い。
また否定されるかも。
やっぱり言わずにおこうか。
その日の夜…私にコーチングしてくれた人が連絡をくれた。
相手は、最初の一歩をすでに実行していた。
今日私がコーチングしたことにより、
踏み出してくれていたことが素直にうれしかった。
私は怖くて踏み出していないと言った。
相手の気持もあるし…言い訳を並べる。
でも相手が言う。
「でも自分が変わらないと変わりませんよ」と。
相手もやったのだから、私もやらねば…
「…私もやはりやらなくては」
3.勇気をふりしぼった
15年間、恐れを抱いて、
私がずっとフタをしていたこと。
私が答えを出した、私ができる最初の一歩。
「今やらないと、きっと、ずっとできない気がする」
私はそれを恐る恐る、
勇気をふりしぼってやってみました。
「またダメに違いない」
絶対否定されると思って心が必要以上折れないように、
私は想定される返事をすでに頭に浮かべていました。
「子供の気持ちを引き出す為にもコーチングを学びたい」
意外なことに主人は
「やってもいいんじゃない」と言った。
私にはすごく意外な言葉で、受け入れてもらえた!!
という思いがすごく強かった。
私はうれしくて
「絶対反対されると思ってた。
ありがとう!!」と叫びました。
「あなたは仕事ぶりが認められているし、管理もうまい。
そこは本当に尊敬している!」
なんて興奮気味にほめてました。
電話口の主人、怪訝そう。
だって今までそんなにほめたことなかったから。
「どうしたの急に…」と戸惑いの声が(笑)
今までは、主人のできることをほめたいのに、
私自身がほめられず、
否定されていたのでうまくほめられなかったんです。
意地張って。
「自分がやりたいことをやりたい」
と言うことが大事だった。
1つ自分の殻を破りました。
4.やっぱりダメなのか?
コーチコースから二ヶ月後。
PTA役員をまだやるのかと主人からの電話。
せっかく主人といい歯車が
噛みあいだしたと思っていたのに、
やはりうまくいかない。
この人がいなくなるまで私はこのままなのだろうか。
また前の私に戻るのだろうか…
気持ちを押し殺さないといけないのだろうか…
揉めた次の日、主人が言いすぎたと
気にかけて電話をしてきました。
「私は私のやりたい意志のもと活動している。
好きでやっているの。
私が楽しんでやっているこれを取り上げられたら、
きっと私は絶望して鬱になってしまう。
あなたのやっていることはパワハラのようなものだ!
私からやりがいを取らないで!
私のできないとこ探しをしないで!」
と大号泣しながら
15年分の言いたかったことをぶちまけました。
主人は黙って聞いていました。
そして気付かずにゴメンと言いました。
「私がぶつかるのが怖くて言わなかったからだ。
ぶつかってもいいから想いは伝えないといけなかった。
わからなくて当たり前だと思う。
これからはちゃんと言う。
私は離婚したいとか言いたいのではなく、
お互いに言いたいことは言って
同じ方向を見て歩いて行きたいだけなんだ」と伝えました。
泣いて伝える私に圧倒されて、
主人は何かを思ったようでした。
「コーチングに出会えてよかった。
私の気持ちを汲んでくれないあなたを
ずっと恨みに思っていた。
あきらめていた。
出会わなければこの気持ちは変えられなかった。
コーチングを学べてよかった。
私の人生で1番大きな変化だと思う」と言うと、
主人はそうかと言いました。
5.仲間の存在
次の日、友達に夫婦関係のことをテーマに
すまいるすごろくをしてもらいました。
友達が最後、
「こうして気づきがあっても、
日常の中で埋もれて忘れてしまうことがある。
だからこれを見たら思い出すと
いったものがあるといいですよ」
と言ったんです。
「あ!!結婚指輪にするわ」
結婚指輪。
結婚当初は洗い物をするたびに
わざわざ外すぐらい大事にしていました。
でも「心が通わない」と感じだしてからは、
ずっと外したままだった結婚指輪。
10年ぶりぐらいにつけました。
緊張すると共に身が引き締まりました。
私は主人に電話をして指輪をつけたことを言いました。
主人も私が指輪をはめないのに気付いて、
3年前から自分も付けなくなったと言いました。
「そうか…でも、
私は2人の関係性を変えたいからつけたよ。」
と事実だけは告げました。
前は電話がかかってくるのも憂鬱でしたが、
今はうまくいきそうな気がしています。
今度会った時、主人はつけているだろうか?
ちょっと楽しみです。
6.セッションで見えた本当の想い
このGWに主人が帰って来るとのことで、
子供たちと歩いて駅に迎えに行きました。
洗い物のたびに外すクセがある結婚指輪。
ちゃんと忘れずにつけて行きました。
「主人は結婚指輪つけてきているかな?」
そんな思いを抱きながら。
駅に降り立った主人の左手薬指を見ると
結婚指輪がありません。
「つけているといいなと思ったけど、まだ早かったか…。
でも持ってきてくれてもいないのかな…」
そう思いながらみんなで自宅へと歩いて帰りました。
帰り着いた頃、
ふと主人の手元を見るとなんと指輪をしていました。
心にポッとあかりが灯りました。
でもそのことにあえて触れませんでした。
ダンナも何も言わない。
何日かすると主人が
「すまいるすごろくをやってくれるんじゃなかったっけ?」
というので、することに。
テーマを決めてもらおうとすると
「いや…嫌な気持ちにしかならないと思うから…」
と言い、口をつぐむ。
「でも気になるんだよね?
話したいことなんだよね?
じゃあそこに目を向けたほうがいいよ。」と私。
重い口を開いて言ったテーマは「子供の将来のこと」
うちの子たちには多かれ少なかれ、みな発達障害がある。
それゆえか子供が幼い時から様々な目で見られ、
他の人以上に頭もいっぱい下げてきた。
コマを進めていくと、
子供に足りてないことがいっぱい挙げられる。
それはどんな親でも持つ願いのようなものだ。
問題は生活の基本的なことがまずなっていない。
単身赴任の主人と離れて暮らす私と子供。
金銭的なこと以外は
1番身近にいる私の監督不行き届きでもある。
私なりに頑張っていたつもりではいたけれど、
私には厳しい注文だった。
すごろくを進めながら、
見てみぬふりをしてきた痛いところを突かれる。
私の心が折れそうだった。
それでも相手をジャッジしないで話を聞く。
主人が感じている家族全体の
今現在の方向性・距離感、
未来に希望する方向性・距離感を付箋で視覚的に表し、
改めて見ることで、主人は私を攻撃したいのではなく、
子供たちが自立できるようになり、
私たち夫婦は一緒に
横に並んで歩いて行きたいのだということがわかった。
今までそんなことを話したことないがなかったけれど、
そうだったのか…
方向性は違えど、私の想いと合致している。
俯瞰するって大事なんだなぁ。
セッションは2時間半かかった。すごく長く感じた。
感想を聞くと、私が反論もせず、
自分の話をただただ聞いて頷いているのが
かえって不気味だったそうだ(笑)
7.同じ方向を向いて歩いて行きたい
すごろくが終わったあと、
主人が「ずっと俺のこと恨みに思っていたんだろう?
コーチングに出会わなければ言えなかったの?」
と聞いてきた。
「そうだよ。コーチングに出会わなければ
多分死ぬまであなたに言えなかった。
仕方ない。それでいいと思っていた。
今までなぜあなたがこんな冷たい言葉を浴びせるのだろうと
ずっと恨みに思っていたけど、違っていた。
あなたもあなたなりに想いを発信してくれてたんだね。
…でもゴメンね。
私自分がいっぱいいっぱいで気持ちに余裕がなかった。
だから発してくれていたかもしれないけれど、
あなたの声に気付けていなかった」
気付いていたけど気付かないふりをして、
負けてはいけない、泣いてはいけない。
それが親なんだとがむしゃらだった日々。
「いっぱいいっぱいで心に余裕がなかった。ごめんなさい」
この言葉が言えた時、
私は弱い自分を認め、受け入れ、許せたのだと思う。
「こんな日が来ると思わなかった。
話しあえてよかった。」
私は主人の手を両手でとった。
いがみ合いたいのではなく、
同じ方向を向いて歩いて行きたいだけ。
相手の想いをまずは聞いてみる。
その上で感じたこと、思ったことは伝えてみる。
その上でどうしたらいいかをまた考える。
それがわかったから、今の私は晴れやかだ。
「これからの人生がおもしろくなってきた。」
そんな気持ち。
8.自分史上最高の自分
講演会、講習会、人が集まるところが大好きで、
人の話を聞くことが好きな私。
今までそれが点々でしかなかったのだけど、
それが結びついて
一気に線になったのがわかりました。
私は自分が変わるために
こうして今まで行動してきたのだ。
無意味なことは何ひとつないのだと。
変わるのはいつからでもできるのだと思いました。
自己肯定感があまりにも低く、
いつも自信がなかった私。
でも今の私が自分史上最高の自分であると思っています。
コーチングを行う時、
私がすまいるすごろくをして気づき、
どう変わったかをお話させてもらうことがあります。
私の今までの経験は私の強みにもなる。
自分の心の声に気づくって大事なんだよ。
自分は自分の心持ちひとつで変えられるんだよって言えます。
また困難なことが次々と訪れるとは思う。
でも前を向いて歩いていきたいなと思います。
私みたいに
「私、変わったよ。」と笑顔で言える人が
1人でも増えるといいな。
そんな思いでクライアントさんと向き合っています。
これからも私らしく頑張ります。
(掲載許可済み)
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