これからの時代のしあわせな生き方

「みんな、おいで～！　こっちだよ～！」

　　

まるで幼稚園の先生のように

両手を広げて、“おいでおいで” をする私。

　　

　　

5年ほど前に受けたコーチングで

私の頭の中に浮かんだ光景。

　　

　　

「笑顔の流れをつくりたい」

　　

その時に、引き出された想い。

　　

　　

　　

おそらく、原点は、

パニック障がいだった頃の私。

　　

毎日が、苦しくて、つらくて、死にたかった。

でも…死ねなかった。

いや、本当は、生き方がわからなかったんだと思う。

　　

そんなつらい想いをする人を減らしたい。

そう思って、カウンセリングをしていた時期もある。

　　

　　

でも…病気になる前に、

夢を描いて、夢に向かって生きる人を増やしたい。

そう思って、コーチングの道を進んだ。

　　

　　

あの時、想い描いた幼稚園の先生のように

みんなを集めるためにも、日本一周をした。

　　

　　　　

やってみて、わかったことは、

ひとりじゃ無理。ってこと。（笑）

　　

　　

だから…

笑顔の流れをつくりたい人を集めたい。

　　

コーチ・カウンセラー・セラピスト

笑顔をつくる仕事の人を応援することで

笑顔の流れを大きくしたい。

　　　　

　　

　　

そんな私の勝手な想いとは裏腹に、

日本の幸福度は、過去最低の

世界幸福度ランキング58位となっている。

　　

人生の選択の自由度と

寛容さが足を引っ張っているそうだ。

　　

　　

原文を読んだわけではないので、

あくまでも、私の解釈だけど…

　　

人生の選択の自由度が低いと

思い込んでいる人が多いのかもしれない。

　　

　　

　　

昔の私もそうだった。

　　

仕事を辞めたら…生活できない。

だから…仕事は辞められない。

そう思い込んでいた。

　　

　　

今…振り返ると…

その時の生活水準を下げたくないだけだった。

　　

周りから、どう思われるか？

どう言われるか？　が怖いだけだった。

　　

　　

そのために、

少ないお給料の中から、

少しでも、貯金をして…という生活だった。

　　

ほとんどが、恐れから選択をしていた。

　　　　

　　

　　

一方、日本一周をしていた時に出逢った、

ある男性は、愛にあふれていた。

　　

「お姉さん、去年も、ここに来たよね？」

道の駅で、そう声をかけられた。

　　

『えっ？』

私は、驚いた。

　　

日本二周目。

二年目だったから、たしかに去年も来た。

でも…道の駅で、なぜ、この人は、私を知っているのだろう？

　　

　　

驚いた私に、男性は説明をしてくれた。

「俺、ここに住んでるから…

365日、ここにいるから、覚えてるよ！」

　　

『住んでる？』

　　

「俺の家、あそこ」

男性の指さす先には、軽自動車があった。

　　

『２～3日、ここにいると思うので、

よろしくお願いします』

なんだか…テリトリーに

お邪魔させていただいた気になって、ご挨拶をした。

　　

　　

その次の日の夜…彼がやってきた。

　　

「これ、良かったら、食べて」

スーパーの袋の中に、いろんなものが入っていた。

　　

※この時の実物の写真

　　

「俺の大好物やねん」

     　　                    

『ありがとうございます』

大好きなものをプレゼントしてくださったことが嬉しかった。

　　

　　

車の中で、ひとり、

それをいただきながら…

いろんなことを考えていると、涙があふれてきた。

　　

勝手な想像だけど…

それほど、裕福じゃないかもしれない。

　　

でも…そんな中でも、プレゼントしたい。と思って

私のために、昼間、買い物に行ってくださったのだろう。

　　

　　

私には、そんなことができるだろうか？

　　

見ず知らず、通りすがりのような人に

自分の大好きなものをプレゼントできるだろうか？

　　

自分でも食べたいはずなのに。

プレゼントしなければ、お金も減らないのに。

　　

義理でもない。

純粋な愛をいただいた。そう思った。

　　　　

　　

　　

車で旅をしている時に、熊本地震が起こった。

　　

被災した方には、申し訳ないが…

道路さえ、分断されていなければ、

私は生きていける。そう思った。

　　

土地や家に、こだわりも、執着もないからだ。

　　

　　

そんな時に、ある方のSNSの投稿が目に留まった。

　　

「私たち家族は、熊本を出ます。

私たちを非難する方もいらっしゃるかもしれませんが…

私たちが、熊本を出ることで、

私たちの分の食糧が、他の方に届けられます。」

というような内容の投稿だった。

　　

どっちもいい。

　　

私は、そう思った。

　　

とどまって、片付けをする。

復興に向かう。

これも、誰かがしなければならないことかもしれない。

　　

他の土地に行く。

余震が続く中、離れてしまう。というのもありだろう。

　　

　　

こんな風に、選べることが大事だと思う。

　　

自分にとっての「愛の選択」は何なのか？

本当は、どうしたいのか？

　　

　　

　　

「ねば」「べき」

「普通」「常識」

今の日本は、まだまだ、これらの言葉に

縛られているのかもしれない。

　　

　　

でも…これからの時代は、

今まで、常識だと思われていたことが

どんどん崩れていく。

　　

終身雇用制度も崩壊しつつある。

副業解禁も、終身雇用制度の崩壊を表している。

　　

さらに、AIへ仕事が移行していき、

時間のゆとりが持てるようになると思います。

　　

生産性よりも、質の時代になると思います。

いや、すでにそうなりつつあると思います。

　　

　　

そうなった時に、個々に問われるのは、

「あなたにとってのしあわせとは？」

という質問ではないでしょうか？

　　

　　

　　

勉強をして、いい大学に入って、

いい会社に就職して…

家族を持って、一戸建てを建てて…

といった『描かれたしあわせ』を

しあわせと感じる人もいるだろうし…

そうではないしあわせを描く人もいるでしょう。

　　

　　

「嫌われる勇気」がベストセラーになったのも、

このような時代背景の中だからこそ、かもしれません。

　　

　　

選択肢が増えた時代だからこそ、

他人からどう見られるか？という他人軸ではなく、

自分がどうしたいか？という自分軸に沿って生きる。

　　

　　

それが、これからの時代の『しあわせ』だと思うし…

そんな『しあわせ』のムーブメントを起こしたい。

　　

そのためにも、笑顔を広げたい。貢献したい。

そんな、ひとり起業家を応援したい。

これが今、私が思うこと。

　　

　　

違いを認め合いながら…

貢献・協力し合える。

　　

そんな日本になるといいな。

　　

　　

というわけで、

まずは、ひとり起業家の集まる場所を

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