ひとり起業を成功させるためのPDCAの回し方

投稿日:2020年5月20日
カテゴリー:ビジネス 起業

投稿日 2020.5.20

更新日 2020.5.20

悩んでいる人
悩んでいる人

がんばっているのに…売上が上がらない…

  

そんなひとり起業家の方は、

行動する方法が間違っているのかもしれません。

 

そこで、成果に結びつく

行動の方法をお伝えします。

  

 

  

 《記事の内容》

 1.ひとり起業を成功させるためのPDCAの回し方

 2.P 計画

 3.D 行動

 4.C 評価

 5.A 改善
 

  
  

ひめさとこ
ひめさとこ

こんにちは。ひめさとこです。


心理学・コーチングを学び

メンタルコーチ・講師として独立起業して、8年。

 

オリジナルの講座や、オリジナルの商品開発を

中心にビジネスをしていて、

ひとり起業家さんの商品開発のサポートなどもしています。

    

  

そんな私も、行動しても、成果が伸びない。

と思っていたことがあります。

  

そんな時に気付いたのが、

PDCAがキチンと回せていないということでした。

 

そんな私の失敗を元に、お伝えします。

  

ひめさとこ
ひめさとこ

3分で読めるので、行動しているのに、成果が出ないという方は、最後まで読んでみてくださいね。

 

 

1.ひとり起業を成功させるためのPDCAの回し方

 

ひとりでビジネスをしていると…

自由な反面、

自由だからこそ、自分に甘くなってしまったり…

あるいは、自分のやり方がすべてに

なってしまうことがあります。

 

自分のやり方でうまくいっているのなら、いいのですが…

思うような成果がでていないのなら、

やり方や考え方を見直した方がいいかもしれません。

 

  

 PDCAとは?

 P 計画

 D 行動

 C 評価

 A 改善

 P 計画 ⇒ D 行動 ⇒ C 評価 ⇒ A 改善 ⇒ P 計画

 とグルグル回しながら、

 理想の状態に向かっていくことです。

  

多くの企業で、取り入れられている

このPDCAサイクルも

ひとり起業となると…

 

ついつい、「やったつもり」だったり…

「苦手」「めんどくさい」と言って

避けてしまいがち。

 

特に、その「やったつもり」になりがちな

それぞれの失敗しがちなポイントについて

お伝えしていきます。

  

   

2.P 計画

    

ひめさとこ
ひめさとこ

計画を立てるには、目標が必要です!

 

特に、起業し始めの方は、

目標が、曖昧になりがちです。

 

悩んでいる人
悩んでいる人

目標は、好きなことで生きていけるようになることです!

  

 

残念ながら…それでは、明確とは言えません。

いったい、いくらあれば、生きていけるんですか?

本当にそれが、最終目標ですか?

 

 

目的がひとつでも、

目標はいくつもあります。

 

そして…ひとつの目標に対して、

手段がいくつもあります。

 

いくつかの目標に対して

手段を明確にすることで、

計画を立てることができます。

 

  

 例えば…

 30万円欲しいと思ったら…

 経費を足して、30万円+経費が、売上目標になります。

 

 売上目標が決まったら…

 何をどれだけ販売したいか?

 という販売目標が決まります。

  

 販売目標が決まったら…

 そのために何をするか?

 という行動目標が決まります。

 

 行動目標が決まったら…

 行動計画を立てることができます。

 

 ポイントは、すべて数字で把握するということです!

 

 だれと

 いつ

 どこで

 なにを

 なぜ

 どのように

 どれくらい

 と具体的に決めて行きます。

 

 もちろん、行動を決めたら、

 その行動で、目標が達成しそうか?

 イメージしながら、確認します。

 

 確認したら…できるだけ、計画通り、行動します。

 

行動する際は、選択肢をいくつも出しましょう!

ひとり起業家だから、ひとりでしなくちゃいけない。

ということはありません。

誰かと協力する計画もあってもいいんです!

 

 

3.D 行動

  

行動をやっていく中でも、

PDCAを回すことができます。

  

 例えば…

 チラシを作るにしても

 「お申込みはこちら」と書くのと

 「お申込みは今すぐ!」と書くのと

 「こちらからお申込みくださいませ」と書くのと

 どれが、反応率や成約率が高いか?

 チェックすることができます。

  

 チラシだけでなく、

 ブログでも、メルマガでも、

 日々、行動しながら、

 どの数字をチェックするといいか?

 確認しながら、

 自分自身が上手くいく方法を探していきます。

 

 

また、行動する際は、

一度に、全部やるのではなく、

少しずつ、試してみるということも大切です。

 

チャレンジに、失敗はつきもの。

特に、チラシなど、コストがかかるものは、

少しずつ試すことを意識してみるといいでしょう。

 

 

また、人それぞれ、

性格が違うように、上手くいく方法も違います。

  

営業なんかも、

インターネットがいい人もいれば、

対面がいい人もいらっしゃいます。

 

対面の中でも、

とにかく、人と自然と話す中で仕事が取れちゃう人もいれば、

プレゼンテーションが得意な人、

じっくり関係性を積み上げて行く人、

それぞれのやり方があります。

 

何をした時に、

自分自身が成果が出せるのか?

自分の行動を振り返りながら、

成功パターンを探していくのがオススメ!

  

 

 例えば…

 私の場合は、営業が苦手なんですが…

 

 特定の相手にとって、

 本当に、この商品が必要だし…

 この商品があれば、相手が変わる!

 その人のお役に立てる!

 と思った時に、情報提供することができます。

 

 …ということは、

 相手を良く知らないと

 私の場合は、営業ができない。ということです。

 

 逆の言い方をすると、

 相手を良く知るということが

 私の営業のポイントになります。

 

 

4.C 評価

  

行動した結果、目標に近づいたか?

目標に近づかなかったか?

それをチェックするのが、評価になります。

 

 

評価は、会社で言えば、

どちらかと言うと、上司がチェックしてますね?

 

ひとり起業の場合は、

上司も、営業も、事務も、

全部、ひとりでやらなければなりません。

 

なので、評価も、自分の行動の結果を元に

客観的に捉えていきます。

 

日付 販売目標 販売実績 行動目標 行動実績
         
         
         
         

 
 このような表を会社で

 使っていた方もいらっしゃると思います。

 仕事なので、日々の目標と実績を書き込んで、

 現在地をチェックすることが大切です。

 

 「苦手」「面倒」と思われるかもしれませんが…

 仕事なので、成果を出したいのなら、

 頑張ってやっていきましょう! 

 

 

成果や結果も、評価の対象ですが…

行動できたか? どうか? も

評価していきます。

 

何があると、行動できたのか?

逆に行動できなかった時は、何があったのか?

 

それらを明確にしながら…

計画通り、実行できるように

対策を練っていきます。

 

それもPDCAのうちです。

 

 

5.A 改善

 

 うまくいっていることは、もっとやる!

 うまくいかない時は、違うことをやってみる。

  

同じことをやり続けていても、

同じ結果しか得られません。

  

 例えば…

 ブログでも、毎日、違うことをやっていると

 思われると思います。

  

 でも…

 ブログでも、日々、数字のチェックをして、

 何をしたら、上手くいく。

 何をしたら、上手くいかない。

 というのをチェックしているか?

 ということです。

  

 その上手くいかなかった時に、

 上手くいっている人は何をしているのか? とか、

 逆のやり方を試してみる。 とか、

 改善をしていくことが大切です。

  

  

お客様に、どんな行動をしていただきたいのか?

細かく見ていくことも大切です。

 

 例えば…

 チラシでも、

 ・問い合わせをしていただきたい

 ・自社を知っていただきたい

 ・お得な情報をお伝えしたい

 ・お店に来て欲しい

 いろんな目的があります。

 

 買っていただく前に

 どんな行動をしていただきたいのか?

 そのしていただきたい行動につながっているのか?

 チェックしていくことが必要です。

  

    

6.まとめ

  

ひとり起業だと、

途中でも、お伝えしたように

色んな役割を使い分けながら…

PDCAをしっかりと、取り組んでいくことが大切です!

 

これができているひとり起業家は、

ほんの一握りだと思います。

 

夢は、描くだけでは、現実にはなりません。

 

 

図の右側の動けない人は、

計画ばかり完璧に練ろうとして

一気に大きな目標に向かいがち。

 

PDPDPDと進む人は、

数字による評価をせずに、

やりたいことをがんばって、

目標に向かっているようでいて、

実は、目標に近づいていません。

 

左のPDCAと進む人は、

小さな階段(目標)をひとつずつ登りながら…

評価・改善を繰り返しています。

 

好きなこと・やりたいことだけをやるのではなく、

望む結果に向かって、必要なことをやっているか?

チェックしながら、進むことが大切です。