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ひめさとこ
株式会社しんぷるすまいる代表
「やさしいコミュニケーションで創るオリジナルライフ」『知識』だけでなく、その先にある『習慣化』と『信念の変化』をサポートすることで、その人らしい人生を応援します。

タイムラインを使ったコーチングと、その様々な使い方と注意点

投稿日 2020.2.19

更新日 2020.2.19

コーチングや、NLPで使う

タイムラインと言う技法があります。

 

タイムラインの使い方

タイムラインの注意点

タイムラインの応用法などについて

お伝えしていきます。

 

 

  

 《記事の内容》

 1.タイムラインを使ったコーチング

  1-1 タイムラインとは?

  1-2 タイムラインの手順

    ①現在地を特定する

    ②未来の方向性といくつかの場面を特定する

    ③一つの場面ごとに体験する

    ④一番遠い未来から、今を見る

    ⑤の自分に戻って感じる

 

  1-3 タイムラインの注意点

 

 2.タイムラインをセッションでどう使えばいい?

  2-1 セッションの全体像とタイムライン

  2-2 様々なタイムラインの使い方

     ①タイムラインを複数にする

     ②講座や講演内容をタイムラインで決める

     ③信念や過去の捉え方を変える

 

 3.まとめ

 

 
  

こんにちは。

心理玩具クリエイターのひめさとこです。

コーチとして起業して、8年目になります。

  

誰でも、読むだけで簡単にコーチングができる

「すまいるすごろく」「あどらーすごろく」などを

開発しています。

  

  

目次

1.タイムラインを使ったコーチング

  

1-1 タイムラインとは?

 

「過去」「現在」「未来」が一つの線で繋がれたもの。

 

わたしたちは、

「原因」があって、「結果」があると考えがち。

「未来」から見ると、今が「原因」

今の結果は、「過去」が生み出しているとも言えます。

 

 

そのため、タイムラインでは、

今から、理想の未来へ、どのように向かうのか? とか、

過去を再体験することで、捉え方や信念を変え、

「現在」から「未来」を変えたりします。

 

 

1-2 タイムラインの手順

 

タイムラインでは、

ただ、この先、このままだと人生がどうなるか?ではなく

理想の人生に向かうには、どのような道のりをたどるか?

を感じていきます。

 

ここからお伝えするのは、

タイムラインの一例にしかすぎません。

 

未来からスタートしてもいいですし…

過去からスタートしても構いません。

 

ケースバイケースで、

クライアントさんと相談しながら、進めましょう。

 

①現在地を特定する

部屋の中で、現在地をクライアントさんに決めてもらいます。

そして…現在のイメージや状態を描いた紙や椅子などを

そこに置きます。

 

タイムラインは、一本の線で描きますが…

途中で曲がったりしても構わないので、

部屋の隅とかでも大丈夫です。

 

②未来の方向性といくつかの場面を特定する

理想の未来に向かって、

いくつかの場面とその場所を特定していきます。

場面と場面の間の場所の距離は、

時間間隔と考えるとイメージしやすいです。

 

この場合も、最終目標から、逆算思考で

考えて行ってもいいですし…

現在から、順に「こうなるといいな」を

作っていっても構いません。

 

 

一つの場面ごとに体験する

一つ一つの場面をそれぞれ、イメージしながら、

再体験していきます。

 

この時、コーチは、クライアントさんの

視界に入らないように、横や斜め後ろぐらいに立ち、

一緒にイメージしながら、質問をしていきます。

 

具体的には、何が起きたのか?

その時の見えるもの・感じるもの・聴こえるもの

その時の思考や感情…

周りの変化など…

 

できるだけ、「未来」でも「過去」でも、

今この瞬間起きているようなイメージで感じます。

 

その感じている感情から、価値観を引き出します。

 

④一番遠い未来から、今を見る

③で、一場面ずつ体験し、

最高の未来にたどり着いたら、その場面をイメージしながら、

振り返って、「今」の場所を見て、

「今の自分」に言いたいことを言います。

 

「責める言葉」より、

「アドバイス」や「勇気づけ」の方がより良いです。

 

⑤今の自分に戻って感じる

「今の自分」の場所に移動して、

「未来」を見ながら…「今の自分」として、

「未来の自分」の言葉を聴きます。

可能であれば、コーチが代弁します。

 

「すまいるすごろくplus」では、

このようなタイムラインも、

読み進めるだけで、できちゃいます!

 

 

1-3 タイムラインの注意点

 

できるだけ、思考の可能性の枠を外して、

何でもできるとしたら…

どうなったら最高か? を描いていきます。

 

 

特に、相手がコーチングを初めて受けるような場合は、

「どうなりたい?」

「どうなったら、最高?」と

想定以上のものを言っていいんだよと促します。

 

 

2.タイムラインをセッションでどう使えばいい?

 

ワークは、分かった。

ワークは、知ってる。

けど…セッションのどこで、どう、使えばいいの?

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

なので、どこで、どのように使うといいか?

お伝えしていきます。

 

 

2-1 セッションの全体像とタイムライン

 

まずは、セッションの手順と全体像です。

 

 

図のように、セッションの流れ自体も、

タイムラインになっています。

 

なので、テーマや、クライアントさんの希望に沿って、

どこをどのように聴いていくか?

場面を決めていきます。

 

 セッションの流れをリードするのは、

 コーチの役目ですが…

 流れを決めるのは、

 クライアントさんと相談しながらでも構いません。

 

 コーチの意見、

 「こうやったら、こんなことが分かると思う」

 というのをいくつか出したうえで、

 「それ以外でもいいんだけど、どうかな?」と

 クライアントさんの意見を聴いてみます。

 

 特にタイムラインの場合は、

 どの場面を扱うのか? クライアントさんが

 扱って欲しいと思っている時間の長さなども、

 相談しながらでも構いません。

 

 生まれる前や死んだあとも、イメージすることはできます。

  

 

2-2 様々なタイムラインの使い方

     

①タイムラインを複数にする

例えば…

ダイエットした場合としなかった場合など、

タイムラインを比較することによって、

本当はどの未来がいいか? を感じることができます。

 

このような場合は、

クライアントさんが

「ダイエットしたい」と言っていたとしても、

コーチは、

「ダイエットしても、しなくてもいい」という立ち位置で、

クライアントさんが

「本当はどうしたいのか?」を聴いていきます。

     

②講座や講演内容をタイムラインで決める

講座や講演の内容なども、

講師のタイムライン、

参加者さんAのタイムライン、

参加者さんBのタイムライン、と

いくつかのタイムラインを使いながら、考えていきます。

 

オリジナル講座の作り方は、こちらをご覧くださいませ。

    

 

 

③信念や過去の捉え方を変える

過去の出来事がネガティブな記憶として残っていて、

それが、理想の状態に向かうための障壁となっている場合…

その過去の場面に入りきって、再体験したり…

ポジションチェンジをすることで、

捉え方を変えることができます。

 

 例えば…

 子どもの頃、親に叱られたことで、

 「ちゃんと完璧にひとりでしなきゃいけない!」

 と思い込んだような場合。

 

 その場面を描き、再体験しながら…

 親のポジションも体験してみて…

 親の想いを感じてみると…

 

 「ちゃんと完璧にひとりでしなきゃ、怒られる。

 見捨てられる」

 と思っていたけれど…

 親は、「自立させたかっただけなんだ」

 ということに気付くこともあります。

 

 それによって、

 「一人で完璧にやらなきゃいけない」という信念から

 「自立していればいい」

 という信念に変わることもあります。

 

 ポジションチェンジに関しては、

 こちらをご覧くださいませ。

 

  

☆すべてを解消しようとしない

このような信念やブロックと言われるようなものは、

すべてを解消しようとしないことです。

 

そもそも、目に見えない信念は、

どのようなものがあるのか? 

すべてを確認することもできませんし…

解消する必要が無いものも、たくさんあります。

  

 例えば…

 「ヘビが怖い」なんて言うのは、

 どうしても、「ヘビが怖い」を克服しなければならない、

 克服しなければ、理想の自分になれないというのなら、

 必要かもしれませんが…

 

 ほとんどの場合…そんなことはありませんよね?

 

 危機管理としての役割もあったりするので、

 すべて解消する必要は無いのです。

  

理想の自分に向かう時に、どうしても、必要であれば、

そのようなセッションを受けてもいいと思います。

 

 

☆解消をしなくても、理想に向かうこともできる

このような信念やブロックの解消をしなくても、

理想に向かうことはできます。

 

様々な信念の中には、

トラウマのように、何かがあって、その瞬間に

出来上がったものもあれば、

日常の体験の繰り返しの中で、作り上げられたものもあります。

 

特に、後者の場合は、瞬間ではないので、

出来事の捉えなおしも、どの出来事がきっかけか?とか、

他には、どんな出来事があったか? 

なども、特定しづらいです。

 

また、前者の場合でも、後者の場合でも、

信念は、回数×感情で、インストールされるので、

自分の信念に気付き、採用したい信念が分かれば、

繰り返すことで、自分でも変えて行くことができます。

  

 例えば…

 私は、営業が苦手で、嫌いだったのですが…

 

 嫌な営業は、営業マンの価値観の押し付けで

 感動する接客は、お客様の価値観やなりたい姿を理解して

 情報提供をしていると気付き、

 

 後者を採用することで、

 徐々に営業に対する捉え方が変わってきましたし…

 自分でも、営業ができるようになってきました。

   

☆トラウマ

トラウマの解消は、かなり、スキルが求められます。

クライアントさんが

パニックを起こしてしまうようなこともあるので、

しっかりと学んで、トレーニングを積んだ方以外は、

安易に引き受けない方がいいと思います。

 

また、コーチ自身にトラウマがあるような場合は、

クライアントさんの話を聴きながら…

自分のケースを思い出し、感情が動いてしまいます。

 

そのような場合には、セッションを中止し、

正直に、クライアントさんに伝えることも大切です。

  

 

3.まとめ

 

タイムラインとポジションチェンジを応用することで、

ほとんどのケースを取り扱うことができます。

 

タイムラインの長さは、ケースによって、様々。

 

いずれにしても、

・表現してもらうこと

・クライアントさんと相談しながら進めること

が大切です。

 

会話だけで進めようとすると、難易度が上がります。

それに…

カラダからの情報(視点を変える・姿勢を変えるなど)を

使うと、より効果的です。

 

どんな場合でも、コーチングは、

「してあげる」と思った瞬間に失敗しがち。

なので、「してあげる」とは思わずに、

「教えて」と思いながら、関わることも大切です。

 

 

 

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