起業と経営の10ステップ コーチングで独立する完全セミナー②

初めから、お読みになりたい方は、ステップ1

 

②お客様設定・お客様候補を集める

 

ちょっと想像してみてください。

 

 

このような人混みの中で、相手が「あ、私のことだ」

思っていただけるような感じを意識するといいです。

 

例えば…

「38歳 女性 郊外の一軒家に住んでいる2人の子持ち」

といった感じだと、

「あ、私のことだ」となる方がいらっしゃるかもしれませんが…

いらっしゃらないかもしれませんね?

 

このような具体的すぎる絞り込みは、

数人数のプロジェクトの際に、

メンバー内で、

お客様像がずれないように作っていくものなので、

個人事業では、ここまでの必要はありません。

 

また、逆に「笑顔になりたい人」だと、

「えっ?みんな、そうだよね?」って感じじゃないですか?

 

「ひとりで起業したい人」とか、

「ダイエットしたい人」だと

「あ、私のことだ」となりますよね?

 

理想のお客様の下記の項目について、

書き出してみましょう。

全部でなくてもいいです。

・悩み・課題

・性別

・年代

・職業

・家族構成

それでも、絞り込みができない!

という方もいらっしゃると思います。

 

そんな方は、いろんな人にセッションをさせていただきながら…

自分自身が、本気で応援したい人が、どんな人か?

意識してみるといいでしょう。

 

また、逆に、こんなケースは、扱いたくない。とか

苦手だ。というのを出してみることで、

やりたいことを絞っていくのもいいですよ?

 

そして…自分自身が、どんな人と一緒にいたいか?を

考えてみるのもいいと思います。

 

特に、個人事業は、お客様とお友達になりやすいので、

お友達としても仲良くしたい人を意識してみるのもいいです。

 

お客様でも、お友達でも、

一緒にいたい人や、応援したい人の方が

お互いにとって、幸せですよね?

 

お客様設定での失敗しがちなポイントは4つ。

・みんなに売りたいと思う

・一度決めたら、変えてはいけないという思い込み

・お客様像を絞り込みすぎる

・商品のお客様像と事業のお客様像を混同してしまう

  

 

みんなに売りたいと思う

 

みんなに売りたいし…みんなに買って欲しいですよね?

みんなに売りたいという気持ちはわかります。

でも…「みんな」と言うと、誰も集まってきません。

 

「みんな」と言うのは、例えるなら、

バイキングや大衆食堂のようなものです。

 

それよりも、専門店の方が、美味しそうですし…

プロとして、価格も高くなりそうですよね?

日々、お客様の状態も変わります。

例えば…「起業したい人向け」にしていたとしても、

会社員の方も、起業したくなる人がいるし…

社長さんでも、個人事業を始めたくなる方もいらっしゃいます。

なので、絞っていても、

タイミングや状態によっては、「みんな」になります。

 

それに、「起業したい人向け」にしていたとしても、

「起業はしているんですけど…いいですか?」

というような方もいらっしゃいます。

 

なので、まずは、勇気を持って、しぼってみましょう!

 

一度決めたら、

変えてはいけないという思い込み

 

一度決めたら、変えてはいけない!と思っていませんか?

ビジネスは、実験と結果と改善の繰り返しです。

 

大企業でも、富士フイルムが化粧品事業に参入したり…

ニトリがアパレル事業に

参入するという話もあったりしますよね?

それと同じように、事業内容も、

お客様像も、やってみて、変えていく。

という考え方が大切です。

 

お客様像も、一度決めたら、終わり。

変えてはいけない。ではなく、

定期的に、見直しをすることが大切です。

 

そして…スキルアップしながら、やっていくことは、

お客様候補を集めるということです。

練習に付き合ってくださる方は、

将来、お客様になってくださるかもしれない方です。

 

多くの方は、コーチングで起業しようとする際に、

「練習だけ」に夢中になって、

お客様候補について、あまり、考えていません。

考えている方でも、「今」クロージングして、

契約していただくこと

「だけ」を考えがち!

 

ビジネスには、

何年、何十年先を見通す

長期視点も必要です!

 

 

お客様には、必要な「タイミング」があります。

例えば…車検を通したばかりの方は、

車を買おうとしないですよね?

どんな商品でも、それと同じで、

必要な「タイミング」があるんです!

もちろん、「タイミング」は、人それぞれ違います。

「練習」の「タイミング」と、

お客様が「欲しい」と思う「タイミング」が一致した方だけが

その瞬間のクロージングで、契約していただける方です。

 

逆に、「タイミング」さえ逃さなければ、

ほとんどのお客様から、

「欲しい」と思っていただける可能性があるんです!!

 

そのためにも、練習に付き合ってくださった

お客様候補の方の「顧客台帳」を作成していくことも大切です!

 

お客様像を絞り込みすぎる

 

絞り込んだお客様像にピッタリの人は、

あなたの周りにどれくらいいるでしょう?

出逢うことができそうでしょうか?

 

例えば…F1が大好きで、F1ドライバーのコーチになりたい!

夢は、素晴らしいですし…夢を描くことは大切ですが…

F1ドライバーで、日本語が通じる人って、

何人くらいいるのでしょう?

 

F1ドライバー「だけ」をクライアントにしていくのは、

ちょっと、厳しそうじゃありませんか?

もちろん、いろんな人に本気で夢を語りながら…

ご縁を作っていくということもできるとは思います。

 

そんな覚悟と現実可能かどうか? 

を考えていくことも大切ですね。

 

また、自分が想い描いている「市場」に

どれくらいのニーズがあるか? 

「市場を知る」ということも大切なことです。

 

商品のお客様像と

事業のお客様像を混同してしまう

 

最初のうちは、商品も、事業も、ひとつなので、

お客様像もひとつで構いません。

 

しかし、商品が増えると、商品の数だけ、

商品に合ったお客様像を

明確にする必要があります。

 

その場合、商品のお客様像と事業のお客様像が

違ってくる場合があります。

 

例えば…私の場合、

今は、ひとり起業家が事業のお客様像ですが…

「すまいるすごろく」のお客様像は、

コーチング初心者と、コーチングを学びたい人

なので、ちょっと違っていますね?

まずは、事業のお客様像を明確にしていきましょう!

 

動画での解説はこちらからご覧くださいませ。

 

【チェックリスト】

□事業のお客様像は明確になりましたか?

□お客様の代表的な悩みは明確ですか?

□顧客台帳の作成はしましたか?

□お客様にとって、ベストなタイミングはどんな時か?

伝えられますか?

□お客様像にピッタリの方に直接連絡が取れそうですか?